【韓国ドラマ『財閥×刑事』】あらすじ(第8話まで)・キャスト・感想

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2024年1月26日(金)から、ディズニープラス スターにて、韓国ドラマ『財閥×刑事』の配信がスタートした。この記事では、物語の概要、主要キャスト、あらすじ、感想を紹介しよう。

目次

『財閥×刑事』物語概要

問題ばかり引き起こしているハンスグループの御曹司チン・イス(アン・ボヒョン)が、市長選挙に出ようとしているハンスグループ会長の父・ミョンチョル(チャン·ヒョンソン)の出馬会見を台無しにしたことで、カンハ警察署・強力1チームの刑事として勤務をすることになってしまう。カンハ警察署・強力1チームのチーム長、イ・ガンヒョン(パク・ジヒョン)は、金とコネで派手に動き回るイスが目障りで仕方がない。同僚のパク·ジュンヨン(カン·サンジュン)とともに追い出そうとするのだが…。

本作は『悪鬼』のキム·ジェホンが演出、『マイネーム:偽りと復讐』のキム·バダが脚本を手掛ける。『マイネーム:偽りと復讐』で刑事役を演じたアン・ボヒョンが今作でどのような姿を見せるのか、そして『ユミの細胞たち』以来の共演となるパク・ジヒョンとのコンビぶりも楽しみだ。

『財閥×刑事』キャスト

チン·イス(演:アン·ボヒョン)

アン·ボヒョン

ハンスグループの末息子、財閥3世。持っている富と人脈をフルに使い、多数のフォロワーを持つSNSのスター。「暇だから…」という理由で弁護士の資格を取得するなど、能力も高い。幼い頃に母親を事故で亡くしている過去がある。
アン・ボヒョンの主な出演作:『梨泰院クラス』『ユミの細胞たち』『マイネーム: 偽りと復讐』『生まれ変わってもよろしく』

イ·ガンヒョン(演:パク·ジヒョン)

パク·ジヒョン

カンハ警察署強力1チーム長。警察官としてのプライドと責任感が強く仕事一筋。母親からは「あなたが宿直室ではなく彼氏の家に泊まってくるのが私の夢」といわれている。若いのにチーム長となったことをまわりから妬まれている。捜査ミスを責められ、チン・イスを引き受けることになり不満が爆発する。
パク·ジヒョンの主な出演作:『ブラームスは好きですか?』『ユミの細胞たち』

パク·ジュンヨン(演:カン·サンジュン)

カン·サンジュン

カンハ警察署強力1チームの刑事。冷静沈着で、チーム長のガンヒョンをサポートする人物。軽薄なイスが気に入らない。

チェ·ギョンジン (演:キム·シンビ)

キム·シンビ

カンハ警察署強力1チームの刑事。刑事としての仕事はきちんとこなすが、今どきの若者の典型。イスに憧れている。

チン·ミョンチョル (演:チャン·ヒョンソン)

チャン·ヒョンソン

イスの父親で、ハンスグループ会長。市長選への出馬会見をイスに邪魔され激怒。もともと親子関係に溝があったが、さらに深くなる。

チョ·ヒジャ(演:チョン·ヘジン)

チョン·ヘジン

ミョンチョルの妻。実の息子のスンジュには甘いが、イスにはつらくあたる。ヒステリックな女性。

チン·スンジュ(演:クァク·シヤン)

クァク·シヤン

イスの兄で、ハンスグループ副会長。イスとは真逆の父親に従順な人物。イスを信頼しているようだが、本心は分からない。

チェ·ジョンフン(演:キム·ミョンス)

キム·ミョンス

イスの秘書。イスを完璧にサポートする人物。イスからは全幅の信頼を得ている。

イ·ヒョンジュン(演:クォン·ヘヒョ)

ガンヒョンの父で元刑事。ガンヒョンの良き理解者。

コ·ミスク (演:ユン·ユソン)

ユン·ユソン

ガンヒョンの母。仕事ばかりしているガンヒョンにやきもきしている。

『財閥×刑事』あらすじ・感想(第1話~第2話)ネタバレあり

『マイネーム: 偽りと復讐』でアン・ボヒョンがみせたカッコいい刑事の姿が再び!と喜んだ人も多いだろう。筆者も全く同じだが、今のところグータラな財閥3世の姿が印象的だ。しかしグータラぶりを差し引いても、高級車を乗り回す姿が様になり、カッコいい。

能天気で何も考えてないように見せつつ、イスの過去には暗い何かがあるようだ。幼い頃に事故で母親を亡くし、そのときの記憶がトラウマになっていると見受けられる。そして父親や継母のイス対する冷たい態度も今後に影響がありそうだ。

カンハ警察署強力1チームのガンヒョンは、仕事一筋の有能な女性だ。筋の通らないことを嫌い、イスがコネで刑事になったことを不快に感じている。その気持ちは分からなくはないが、イスに対する頑な態度は、いささか無礼にうつる。主人公とヒロインがぶつかるのは、韓国ドラマあるあるだが…。

全体的にコメディータッチで描かれ、今のところ楽しく見ることができる作品だが、イスが刑事としてかっこいい姿を見せるのは、まだまだ先のようだ。着任早々にモデルが殺害される事件が起こり、容疑者として財閥御曹司が浮上した。イスは「犯人を捕まえたら俺を認めろ。捕まえられなかったらおとなしく内勤する」とガンヒョンに宣言する。

コネと人脈を使って捜査を開始したものの、イスとガンヒョンがピンチに遭遇したところで第2話は終了した。今後どのような展開になっていくのか、楽しみたい。

『財閥×刑事』あらすじ・感想(第3話~第4話)ネタバレあり

『財閥×刑事』の第3話~第4話では、本格的にイスが捜査に動き出した。

イスとガンヒョンが乱闘の末、DNグループの三男を無事に連行した。しかしモデルが船で殺害された事件について問いただしても「俺はやっていない!」の一点張り。一緒にいたことを認めたけれど、キスを拒まれたことに腹を立て首をしめて置き去りにしただけだという。「お前みたいなやつがいるから財閥が世間から非難されるんだ!!」と怒鳴るイスの気持ちが痛いほどわかる。

このあとDNグループの長男、次男、そして長男の母親で現会長の前妻、次男、三男の母親で現会長の妻が警察署に現れ、大騒ぎになる。いつも思うが、実際の財閥はこんなにひどいものなのだろうか。

事件を解決する!と宣言したイスは、使えるコネをすべて使ってDNグループの内情に迫っていく。すると現会長が余命いくばくもない重病だと分かり、後継ぎをめぐって息子たちとその母親が争っていることが判明。さらに殺されたモデルは現会長の隠し子だったことが分かり、相続の分け前が減ってしまうことを恐れた現会長の前妻がモデルを殺害した容疑者として浮上する。

ここでまたもやイスの「財閥刑事」としての力が発揮される。逮捕を恐れ、海外逃亡を企てた前妻を追いかけ、なんとヘリコプターで追跡し、逃げる相手の車をヘリコプターで破壊するという、かつての刑事ドラマ『西部警察』のような場面が繰り広げられた。イスに言われるがままヘリコプターに同乗していたガンヒョンも驚くが、そこは有能な刑事なのでヘリから飛び降り、相手の車めがけて射撃し、仕留める。これで無事に前妻と秘書が容疑者として逮捕された。

ところが、ここからさらにどんでん返しがある。実は殺害を実行したのは前妻の実子である長男だったのだ。それに気づいたのがイスで、母親が逮捕されて警察署を訪れた長男が、一瞬微笑みを見せたのを見逃さなかったのだ。イスは、のほほーんとしているが、人をよく観察している有能な人物なのかもしれない。長男が容疑者である証拠を確保するために奔走し、無事に事件を解決する。

ガンヒョンに「俺の手柄だろう!」と無邪気にアピールするが、当のガンヒョンは「財閥の事件だったからでしょ」と冷たくあしらう。しかも事件を解決したお祝いに打ち上げをしようとガンヒョン、ジュンヨン、ギョンジンを誘っても誰もこない。その瞬間のイスの寂しそうな表情が印象的だった。

そんなイスは継母に家を追い出され、引っ越しを余儀なくされる。引っ越し先はイスが幼い頃に母親と住んでいた家なのだが、それはガンヒョンの実家の目の前だった。その家にはいろいろな思い出があるようだが、イスは幼い頃の記憶を一部失っている様子がうかがえる。

そうこうしている間に、新たな事件が勃発。有名な画家が殺された現場にイスが居合わせ、捜査に乗り出す。ここでもイスが財力にものを言わせて、有名画家の絵を購入し、犯人は画家の教え子ではないかとめぼしをつけるが、その人物にイスが襲われたところで第4話は終わった。

今回印象的だったのは、イスの悲しい幼少時代が描かれたことだ。母親と二人で地味だけれど幸せに暮らしていたのに、母親が交通事故にあって亡くなり、ハンスグループ会長である父親に引き取られたことから、孤独な生活が始まってしまった。

腹違いの兄であるスンジュと酒を飲みながら幼い頃の話をするシーンが切ない。「なぜ兄さんは俺に優しくしたの?」というイスに「お前が憎かったけど、冷たくするのは母さんだけでいいと思ったんだ」と語るスンジュ。この二人の間に流れる優しい空気がずっと続くことを願ってやまない。

イスは父親に引き取られてから孤独感とともに劣等感も味わってきたようだ。ガンヒョンに「俺は正当な財閥御曹司ではない」と自虐的に言うシーンでは、彼がそれまで背負ってきたつらい過去が見え隠れした。そしてその言葉を聞いたガンヒョンも、イスが幼い頃に住んでいた家に近所に引っ越してきたことで、彼の過去に何か暗いものがあるのではないかと感じ始める。

イスは、筆者が考えていたほど能天気でグータラな財閥御曹司ではなさそうだ。非常に繊細で能力の高い人物に見受けられるので、まずは少しでも早くカンハ警察署強力1チームの一員として認められることを願いたい。

『財閥×刑事』あらすじ・感想(第5話~第6話)ネタバレあり

画家を殺害した容疑がかかっていた教え子に殴られたイスだが、大事には至らなかった。しかし単独で捜査したことで、ガンヒョンから責められる。「警察は組織」という言葉を何度も聞かされるイスは、財力を武器に事件を解決するだけではダメだと思い知らされる。

イスを襲い自殺を図った画家の教え子を見舞い、犯人につながる事実を知ったイスは、ガンヒョンに知らせる。イスの情報のおかげで、カンハ警察署強力1チームが一丸となって犯人を罠にかけ、無事に真犯人が逮捕される。これまでのイスであれば、単独で行動し解決しようとしたかもしれないが「警察は組織」という言葉をかみしめたのか、仲間とともに解決。イスの刑事としての成長ぶりを見るのが楽しい。

ホッとしたのもつかの間、新たな事件が起こる。特定の地域で一人暮らしのお年寄りが連続して不審死を遂げ、強力1チームは連続殺人事件として捜査を開始する。事故死として処理をしたガンヒョンの先輩刑事は「余計なことをするな!」とガンヒョンを激しく責める。

その様子を見たイスは、カンハ署内でなぜガンヒョンが嫌がらせを受けているのか疑問に思う。そこで唯一の味方であるギョンジンを食事に誘い、彼からガンヒョンの父親、イ・ヒョンジュンがかつて警察官で、退職直前に汚職の疑いをかけられて辞めていたことを知る。

連続殺人事件の被害にあったお年寄りの共通点は、同じ教会へ通っていたことと資産を持っていたことだった。強盗犯は、無料で遺影を撮影するボランティアに扮して家に上がり込み、財産を奪う目的で殺していたのだ。

この強盗犯のうちの一人が、『私の夫と結婚して』でパク・ミニョンに執拗に嫌がらせをするセクハラ上司、キム課長(のちの課長代理)を演じたキム・ジュンヒだ。相変わらず憎らしい雰囲気で強盗犯を演じていたが、この人を見ると不快な気分になり悪い人にしか見えないのは、演技の上手さなのか。

犯人を捕まえるために、ガンヒョンの父親・ヒョンジュンをおとりにして作戦を練る強力1チーム。元刑事のヒョンジュンであれば、不測の事態に対応できるだろうとガンヒョンが協力を願い出たのだ。そして強盗犯を見張るべく、ガンヒョンの家の向いに住むイスの家で張り込む強力1チームの面々。

相変わらず豪華なケータリングを頼むイスだが、今回はガンヒョンも「美味しい!」と食べ、強力1チーム4人でラーメンを共に食べるシーンも見られた。少しずつイスは強力1チームのメンバーとして受け入れられてきたようだ。

ヒョンジュンを襲った強盗犯を無事に逮捕し、めでたく事件は解決した。これまでお疲れ様の食事会に呼ばれなかったイスだが、今回はメンバーに入れてもらい4人で乾杯をする。少しずつ刑事の仕事にやりがいを感じ始めているイスが微笑ましい。

今回、イスとヒョンジュンが初めて言葉を交わすシーンがあった。イスが幼い頃、ヒョンジュンは母親を亡くしたばかりのイスと会ったことがあったようだ。イスの母親の事故とヒョンジュンが汚職の濡れ衣を着せられたことは、何か関係があるのだろうか。

そしてもう一つ、今回の見どころはガンヒョンを演じるパク·ジヒョンが、潜入捜査のためにドレスアップするところだ。いつもボサボサの髪によれよれのジーンズをはいているガンヒョンが、抜群のスタイルを披露してくれる。長身のアン·ボヒョンと並ぶと本当に絵になるので目の保養になるシーンを楽しんでほしい。

『財閥×刑事』あらすじ・感想(第7話~第8話)ネタバレあり

誰もいないオフィスで、上半身裸で絶命した遺体が見つかった。現場に向かったカンハ警察署強力1チーム。被害者はIT業界のレジェンドと呼ばれているチェ・ソヌ。ビジネス誌の表紙モデルになった若き起業家だった。ソヌの死因は脱水症状と判断され、そんな死因は初めて見ると戸惑うガンヒョンたち。

事業が上手くいっていなかったソヌは、精神科にかかっていたと妻が証言。誰かに殺されるかもしれないと言っていたという。イスとガンヒョンは、ソヌがかかっていた精神科の医師と会う段取りをつけた。

国内のVIP患者を受け入れているYK病院に向かったイスとガンヒョン。豪華な病院で精神科の医師として働いていたのは、ソ・ユギョンという女性医師だった。ユギョンはイスを見て一瞬驚いたような表情をしたのをガンヒョンは見逃さなかった。

ソヌが不審な死を遂げたと同時にソヌの会社で顧客管理を担当していたチョ・ソングが、鋭利な刃物で何者かに殺された。2人が言い争いをしているところをとらえたドライブレコーダーがあるため、イスたちは2つの事件に関連があると捜査をする。

イスがチョ・ソングの部屋をしらべているときに犯人と思しき人物が現れ、建物から飛び降り捕まえる。またしても手柄を立てたとガンヒョンに喜びを伝えるイスだが、あまりにも無茶をするイスに対してガンヒョンは本気で心配し怒る。

ガンヒョンは父親のヒョンジュンがかつてイスの母親の事件に関わっていたことを知り、どのような事件だったのか調べていた。ヒョンジュンから「イスにあまり関わるな。ああいう人間はいつか心に亀裂が入る」と言われたことがひっかかっていたからだ。

一方、イスは催眠術をかけて人を殺すことが可能ではないかとユギョンの恩師である韓国大学医学部教授を訪ねていた。不可能ではないと言われ、誰かを実験台としてユギョンに送り込むことにし、ジュンヨンがターゲットとなった。「嫌いな人を1日だけ好きさせてほしい」と頼んだところ、見事に催眠にかかりジュンヨンがイスをお姫様だっこする始末。あまりの効果にガンヒョンたちは息を飲む。

ユギョンは、自分を恐喝してきたチョ・ソングは殺し、仲間のチェ・ソヌを催眠にかけて死に追いやっていたことが分かった。イスとガンヒョンが証拠を確保し、ユギョンを逮捕したが「チン・イスを信じないで」とユギョンはガンヒョンに伝える。

イスが同じ絵をみつめる夢を何度も見るのは、ユギョンの催眠法だということが分かった。拘置所に収監されたユギョンはイスを呼び出し、最後の催眠療法を試みようとする。最初は冗談だと軽く受け流していたが、イスが見る夢を細かく言い当てるユギョンに動揺し、その場を去ろうとするが「あの衝撃的な事件は子どもには耐えられない」というユギョンの言葉に動かされ、催眠療法を受けることにする。

そこでイスが目にしたものは、幼い頃の自分とあとをつける少年の姿で、その先には浴室で絶命している母親の姿だった。

とうとうイスがふたをしてきた自分の過去を見てしまった。いったいイスの母親に何があったのか、なぜそこに兄のスンジュらしき少年がいるのか、謎だ。

しかしイスの母親の命日にイスの父親であるミョンチョルが墓を訪れているところをみると、そんなに悪い人物ではないのかも…と思ったりする。逆に兄のスンジュがイスにとって敵になるのでは…という不安がある。さらにイスの母親の事件をかぎまわる記者の存在も不気味だ。ジュンヨンがイスをお姫様だっこするなど、コメディータッチのシーンがあるものの、イスの暗い過去が明らかになりつつあるので気が重い。

複雑な人生を歩んでいるイスに対し、ガンヒョンがイスを見る目が変わってきた。次回の予告では無気力になってしまったイスの姿が映し出され、懸念される。

ディズニープラス スター『財閥×刑事』

ディズニープラス スターで1月26日(金)より独占配信開始
(C)2024 SBS & Studio S. All rights reserved.
(全16話/毎週金・土曜日2話ずつ配信)

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この記事を書いた人

国家公務員・一般企業勤務を経てフリーランスのライターになる。高校時代に観た映画『コーラスライン』に衝撃を受け、ミュージカルファンとなり、以来30年以上舞台観劇をしている。最近はストレートプレイも積極的に観劇。さらに第一次韓流ブームから、韓流ドラマを好んで視聴。最近のお気に入りはキム・ドンウク。

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