河内大和、島田惇平インタビュー ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』「期待して劇場に来てください!」【インタビューVol.20】

左から 河内大和、島田惇平

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2024年2月6日(火)~2月28日(水)(注:2月6日~11日の公演は公式サイトで中止が発表されている)帝国劇場にて、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』が上演される。

荒木飛呂彦の人気コミックシリーズを原作にした本作。全ての始まりとなる第1部「ファントムブラッド」をベースに19世紀末のイギリスを舞台にして、主人公ジョナサン・ジョースター(通称“ジョジョ”)と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に描く。〈謎の石仮面〉をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁を描いた壮大な物語が、帝国劇場に相応しいスケール感と豪華絢爛な装いで、グランド・ミュージカルとして世界初の舞台化として登場する。

このたび切り裂きジャック役の河内大和さんとワンチェン役の島田惇平さんにお話を伺うことができた。多くのファンを魅了してきた作品『ジョジョの奇妙な冒険』に出演する意気込みと役作りについて語ってくださった。

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目次

『ジョジョの奇妙な冒険』の舞台化に関われる喜び

――ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』への出演が決定したときのお気持ちをお聞かせください。

河内大和(以下、河内):びっくりしました。『ジョジョの奇妙な冒険』を舞台化するって、どうなるんだろうと。出演が決まってむちゃくちゃうれしかったですが、同時に大丈夫かなという思いもありました。ファンの方たちのイメージがすごいですからね。ただ演じるなら切り裂きジャックだろうなと思っていたので本当にうれしかったです。

島田惇平(以下、島田):ものすごくうれしかったですね。幼少期から『ジョジョの奇妙な冒険』に多大な影響を受けてきて、踊りに興味を持った理由の一つが“ジョジョ”でした。“ジョジョ”の身体能力の高さが好きで、踊りを始めてからも“ジョジョ”から受けているインスピレーションがすごく大きいです。漫画なので動いてはいないけれど、絵がまるで動いているように見えるんですよ。日常の中に“ジョジョ”がいたので、それに出演できる、“ジョジョ”の世界を作れるとなってものすごくうれしかったです。

――島田さんが今回演じるワンチェンは、原作でせりふがカタコトになっていますが、どのようになりそうですか?

島田:演出・振付を手掛ける(長谷川)寧さんは、原作ではいわゆる中国系の人が日本語を話すイメージの話し方をしていますが、それを全部やめたいとおっしゃっていました。そもそも原作のワンチェンと僕では年齢が全然違います。原作のワンチェンはもっと年配ですから、今回僕が演じる時点で、違う方向性で芝居を探っていきたいとおっしゃっていました。原作とは違った雰囲気になると思っています。

――今現在(2023年12月下旬)、お稽古はどのぐらいまで進んでいますか?

河内:1幕の半分くらいなので、まだ切り裂きジャックが出てきていないんですよ。ただ1幕で、僕はジョースター卿(演:別所哲也)と仲の良い警部の役をやるので、今はそちらのほうが楽しくて(笑)。

――切り裂きジャックとは、真逆の役ですね。

河内:そうなんですよ。寧さんからは、切り裂きジャックとのコントラストを出すために、警部は明るく楽しくなるような人間でいてほしいといわれています。

――お二人が活躍するのは、2幕以降となりそうですか?

島田:ワンチェンも1幕は暇なんですよね(笑)。捕らえられて出てくるのが1幕の最後ですから。途中でディオ(演:宮野真守)に毒薬を渡すシーンはありますが、1幕のワンチェンはほぼ楽屋にいますね(笑)。

宮野真守が演じるディオは、人生をのぞき見したくなるような魅力が

――2幕以降、本格的にディオと絡んでいく感じになると思うのですが、ディオ役の宮野さんの印象はいかがですか?

河内:素敵な方です。歌稽古で初めてお会いしたのですが、僕はその前に、テレビ番組「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」に宮野さんがゲストで出演されていたのを見て、「なんだかいつもの宮野さんらしくないな…」と思っていたら、やっぱりスパイで(笑)。(注:「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」では、レギュラーメンバーとゲストの中からスパイを選び、ゲームを通じて誰がスパイなのか当てるゲームがある)その話をしたら、宮野さんがめちゃくちゃ笑っていて「難しいんだよー」って。いつも口を大きく開けて、笑って接してくださる明るい方なんですよ。

――今までご共演はなかったんですか?

河内:ないですね。

――島田さんは宮野さんと共演されていますか?

島田:僕も共演はないですけど、アニメが好きなので、いろいろなところで宮野さんの名前を見かけていました。アニメもそうですし声優さんが出ている番組もたまに見たりしてて、宮野さんは面白い人なんだというイメージがありました。お会いして最初に挨拶させていただいたとき、はじけるような笑顔だったので、テレビで見るままの方だなと思いましたね。ディオじゃないですけど、カリスマ性があって「この人と親しくなりたい」と思わせるものを持ってる方だと思っています。

――そんな明るい宮野さんがディオを演じるわけですが、どんなディオになると思いますか?

河内:僕はディオにすごく思い入れがあって、一人の人間がディオを演じられるんだろうか…と思っていたんです。でも宮野さんはあれだけ明るいけれど、ディオを演じているとき、ふとした瞬間に出る影の出方がすごいんですよ。「この人、人生をどうやって歩いてきたのかな」と思ってしまうような…。彼の演じるディオは、もっと彼自身の人生をのぞき見したくなるような、非常に魅力的なキャラクターになっています。

島田:僕は悪役が本当に大好きで、もちろんその中の一人にディオというキャラがいます。圧倒的に強かったり魅力があったり、なんでそういう考え方に至るんだろうとか…。舞台でやるからこそ描けるところが間違いなくあると思いますが、単純な悪として描いてしまうとものすごくちっぽけなものになりがちです。でも宮野さんが演じることによって、ディオという悪のカリスマが匂い立ってくるような気がします。それは宮野さん本人から滲み出てくるものだと思いますし、もちろん僕は、宮野さんが何を考えて生きてこられたのかは分かりませんが、ディオとうまくリンクしていくような気がします。

“ジョジョ”を松下優也と有澤樟太郎のWキャストにしたのは、最高のキャスティング!

――“ジョジョ”を演じられるのは、松下優也さんと有澤樟太郎さんです。今回“ジョジョ”はダブルキャストということで、絡み方が違っていきそうですか?

河内:そうですね。お二人とも全然違うので…。でもお二人ともかっこいいですよ。初めてお会いしたとき「頭ちっちゃ!」と思って(笑)。しかも肩幅がすごいし、筋肉もすごいし、この間も稽古場で懸垂されていましたよ。最初に見た“ジョジョ”の登場がラグビーのシーンだったんですけど「なんだこの人!」と思いました。そしてお二人とも純粋で、すごく“ジョジョ”っぽいです。

島田:寧さんが開催してくれた稽古前ワークショップがあったんですが、そこで(松下)優也と会っていて、(有澤)樟太郎のほうは本稽古が始まってから会いましたが、全然違う二人だなと思いました。でもどちらにも“ジョジョ”っぽさがあって、ダブルキャストとして二人を選んだのは見事だと思いました。一方でディオは宮野さんだけというところも上手いキャスティングだと思っています。

――お二人の役どころなんですけれども、河内さんは切り裂きジャックをどのように演じていこうと思っていらっしゃいますか?

河内:(原作の)荒木飛呂彦先生の言葉って独特じゃないですか。いかに荒木先生がイメージした語尾が言えるかというところですね。「〇〇がァーッ!!」みたいな(笑)。あれを僕は荒木先生に褒めていただくためにやりたいと思っています。荒木先生が思い描いている切り裂きジャックになりたいし、そこに僕の人生が入り込む余地はないんです。多分そのほうが、より切り裂きジャックになれるんじゃないかと思っているんです。

荒木先生が描いている切り裂きジャックの絵は常に見るようにしているんですが、表情がすごいですからね。例えば馬から出た時の表情とか…。絵を見ていたらいろいろなものが感じられるので、とにかく荒木先生の頭の中にある切り裂きジャックになりたい! と思っています。

――河内さんは荒木先生が書いた漫画の絵だけを見て役作りをしていく感じなんですね。

河内:絵と言葉にすべて入ってるので、それ以上のものを変に込めようとすると鈍っちゃうし、自分に寄せようとするとあっという間に崩れちゃうと思います。

――今、「〇〇がァーッ!!」とおっしゃった声を聞いて「うわー!似合ってる!」と思いました(笑)

河内:(笑)。僕は本当に“ジョジョ”が好きで、ずっと友だちと一緒に真似をしていましたからね。荒木先生が書いた言葉を話せるというだけで、身体が煌めいちゃいますね!

――島田さんは原作と年齢がかなり違うということで、どのように役作りをしようと考えていらっしゃいますか?

島田:ワンチェンに決まったときは「年齢全然違うけどな…」と思ったんですけど、寧さんは身体性を活かしてフィジカル的にワンチェンで居てほしいんだよねとおっしゃったんです。寧さんが持っているイメージが、僕にもすごく分かりました。河内さんもおっしゃいましたけど、原作の『ジョジョの奇妙な冒険』は、絵だけれども動いているような感じがして、登場人物の体からいろいろな情報が見えてきます。

ワンチェンを演じるにあたってもう一回じっくり読み返しましたが、そこからイメージが湧いてきたワンチェンの動きを今模索している最中です。これから稽古でいろいろ探していくことになりますが、“ジョジョ”の世界を身体性で上手く表現できるんじゃないかなと楽しみがあります。

河内大和、島田惇平がお互いの印象を独特の例えで披露!

――お二人は、役として絡むんですか?

河内:歌を一緒に歌ったりするよね。

島田:原作では、車椅子で僕がディオを押してきて、そこに切り裂きジャックが居てほんの一瞬しか絡みませんが、今回は曲で言うと、2曲ぐらい悪役側として一緒に歌うシーンがありますね。

――お二人はシェイクスピアの舞台で共演経験がありますよね?

河内:そうです。

島田:大師匠ですよ!

河内:そんなことはないよ(笑)。正直言うと、今回の作品でもっと絡みたかったですね。

島田:シェイクスピアの舞台以外で河内さんと共演するのは初めてなんですよね。だからもうちょっといろいろやりたいなっていうのは、僕もあるんですけどね。

河内:だから一緒に歌う中、無理やり絡んでいくしかないです(笑)。

――河内さんから見た島田さんは、どんな役者さんですか?

河内:僕、星が好きなんですけど、島田さんと初めて会った時「鈍い星」みたいなイメージがあったんですよ。暗い星ってあるじゃないですか。 何万光年も先でむちゃくちゃ光ってる星みたいなイメージが彼にあったんです。「ピカーー!!」という感じではないけれど、よく見ているとめっちゃめちゃ光ってるじゃないか…みたいな。抽象的ですけど、島田さんの印象はそんな感じでした。ピカピカ輝いてるダイヤモンドじゃなく、ゴツゴツしたダイヤモンド、でも圧倒的に硬い…、そういう役者ってあまりいないと思うんですよね。

――島田さんは河内さんがどんな役者だと思っていらっしゃいますか?

島田:噴火する直前の山というか…(一同爆笑)

河内:(笑)例え合戦!!

島田:マグマが出ていないだけで、下ではグツグツ臨界点まできている…というのが、河内さんに常にあると思っています。見た目はすごく怖いですけど、普段は穏やかで、ありきたりな表現になってしまいますが優しいんです。

河内:僕、顔が怖いから優しくしないと人が寄ってこなくなるんです(笑)。

――(笑)そんなことはないですよ! 河内さんが演出を手掛けられる舞台に島田さんは出演されていますが、演出家・河内大和さんはどんな人ですか?

島田:河内さんの演出は、自分が出ていないシーンでも絶対に参加して見ていたいと思える演出家です。僕はそんなふうに思った人があまりいないのですが、それぐらい河内さんは芝居をしっかり見てくれるんです。河内さんがイメージしていることをどうやって役者に伝えるのか、台本をどう読むのかなど、単純に「なるほど! こういう風にこのシーンや言葉は考えて扱うのか」と気付くことがたくさんあります。全然自分に関係のないシーンでも、ずっと見ていたいと思うぐらい、河内さんには心酔していますね。

河内:僕は自分が思い描いている世界が形になることが、めちゃくちゃ楽しいんですよ。しかもその世界の中で、大好きな役者さんたちが楽しそうに泳いでいると本当に幸せになります。

役者は厳しい中で演技をしなければならないけれど、それは自分自身で厳しくすればいいだけのこと。いかにそれを自由に解き放ってあげるかが演出家の仕事だと思うんですよ。そのために「この人にはどうしたらいいだろう」といろいろ見ていくうちに、ある瞬間、いきなり「楽しい!」となってきます。そうするとしめたもんですよね。やっぱり楽しくないと発想が湧いてきません。

ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』は、大きな渦になるはず!

――“ジョジョ”の話に戻りますが、今回音楽を担当されるのが、今をときめくドーヴ・アチアさんですが、曲の印象はいかがですか?

河内:勉強不足なのでドーヴ・アチアさんのことは存じ上げなかったのですが、台本読みのときに音楽を聞いて心にグッときました。やっぱり音楽って一気に“ジョジョ”の世界に入り込めるんだなと思いましたし、そういう曲を作ってくださっています。今回の作品は、せりふと歌が半々ぐらいで、僕が歌うのは2曲ぐらいですね。たくさん歌うわけではないので良かったですよ(笑)。

島田:僕はスナックが好きなんで、歌うことは大好きなんですよ。ミュージカルとあまり関係ないんですけどね(笑)。過去に音楽劇として、日生劇場で上演した『あらしのよるに』、そして初めてミュージカルに出演したのが『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』でした。僕はミュージカル界のことは分からなくて、ドーヴ・アチアさんのことも知りませんでした。すごい名前がかっこいい人だなって思ったイメージしかなくて…。いざ曲を聴くと、音楽って物語の世界観を構築する上で重要なものだから「“ジョジョ”の世界観ってこうだよね」となるような音楽でしたね。

1幕のムラムラした人間の欲望や、それと相反する闇のエネルギーが音に表現されていて、ドーヴ・アチアさんは名前がかっこいいだけじゃなくて、本当にすごい人だなって思いました。これを実際に素晴らしいミュージカルの役者たちが歌ったら、すごい作品になるだろうなと思いましたね。

河内:“ジョジョ”好きの人は、多分心躍ると思いますよ。

――舞台を楽しみにしている方に向けて、本作の見どころとメッセージをお願いいたします。

島田:“ジョジョ”を舞台でやることに対して、いろいろな意見があるとは思います。そういうものを持っていただいた上で、劇場にいらしてほしいと思っています。荒木先生が今まで構築してきた“ジョジョ”の世界は絶対に崩したくないけれど、舞台でやるからこその“ジョジョ”に絶対にしたいと思っています。芸術の可能性を帝国劇場でやらせていただけるので、多分ものすごい大きな渦になると思います。 この渦に一緒に巻き込まれてみてほしいです。

河内:大いに期待してください! って感じです。必ずそれを上回るものを提供できると思うので…。 そしてもっと“ジョジョ”が好きになると思います。なのでむちゃくちゃ期待して劇場に来てください。全てお返ししますので!

取材・文・撮影:咲田真菜

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河内大和(こうち・やまと)プロフィール

生年月日:1978年12月3日
出身地:山口県
身長:178cm
2004年より「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ」の立ち上げから参加し、ほぼ全ての作品に出演。『マクベス』や『ハムレット』、『リオンティーズ』、『オセロー』など、シェイクスピア作品の主役を数多く演じる。2013年にシェイクスピアユニット「G.Garage///(ジーガレージ)」を立ち上げ、企画・演出も手がける。2023年、TBSテレビ日曜劇場『VIVANT』ではワニズ役でドラマ初出演を果たす。

島田惇平(しまだ・じゅんぺい)プロフィール

生年月日:1989年10月21日
出身地:埼玉県
身 長:174 cm
趣 味:油絵 肉体改造
特 技:芝居 踊り
資 格:第一種普通自動車免許
役者業を行う中、身体表現と出会い、芝居と舞踏・コンテンポラリー系統の身体表現を追求。シアターコクーン『メトロポリス』、『民衆の敵』、日生劇場『あらしのよるに』、ミュージカル『FONS~北斗の拳~』、劇団鹿殺し『ダリとガラ』、『ザ・ショルダーパッズこの身ひとつで』など舞台を中心に活動している。

ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』公演概要

【東京公演】
2024年2月6日(火)~2月28日(水) 帝国劇場(※2月6日~2月11日の公演は中止)

【全国ツアー公演】
2024年3月26日(火)~3月30日(土)札幌文化芸術劇場 hitaru
2024年4月9日(火)~4月14日(日)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

キャスト:
松下優也/有澤樟太郎(Wキャスト)、宮野真守、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久/廣瀬友祐(Wキャスト)、河内大和、島田惇平、コング桑田、別所哲也 ほか
アンサンブル(五十音順)
天野夏実  AYUBO  池田 遼  伊藤 奨  伊藤広祥  今村洋一
江上万絢  岡田玲奈  尾崎 豪  加瀬友音  鎌田誠樹  工藤広夢
倉元奎哉  シュート・チェン  杉浦奎介  住 玲衣奈  西澤真耶
花岡麻里名  古澤美樹  町屋美咲  望月 凜  森内翔大

バンド
蔡 忠浩  吉田省念  小池龍平  田中佑司  梅本浩亘  高橋飛夢

原作:荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」(集英社ジャンプ コミックス刊)

演出・振付:長谷川寧 
音楽:ドーヴ・アチア 
脚本・歌詞:元吉庸泰

製作:東宝

(C)荒木飛呂彦/集英社
ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』 公式サイト:https://www.tohostage.com/jojo/

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この記事を書いた人

国家公務員・一般企業勤務を経てフリーランスのライターになる。高校時代に観た映画『コーラスライン』に衝撃を受け、ミュージカルファンとなり、以来30年以上舞台観劇をしている。最近はストレートプレイも積極的に観劇。さらに第一次韓流ブームから、韓流ドラマを好んで視聴。最近のお気に入りはキム・ドンウク。

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