時代に追い詰められていく男の閉塞感を描いたソーシャル・スリラー　映画『ストレージマン』新ビジュアルが解禁

2023年2月23日

福岡インディペンデント映画祭2022にてグランプリに輝き、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022にて観客賞受賞した、萬野達郎監督作『ストレージマン』が、2023年5月20日(土)より池袋シネマ・ロサにて劇場公開が決定し、あわせて新ビジュアル、場面写真が解禁となった。

本作は、コロナショックによる孤独な巣ごもり生活の中で、居場所すら奪われ、人々との繋がりが崩壊していく不安を鋭く捉えたソーシャル・スリラー。

主演はトランクルームで生活する男・森下を演じ、プロデューサーとしても本作に参加した連下浩隆。その妻・晶子と瓜二つ女性・由美子の一人二役を瀬戸かほが演じる。そのほか渡部直也、矢崎広、しじみ、そして渡辺裕之が脇を固める。

上映2週目には、優生保護法に基づく強制不妊を描き問題を巻き起こした萬野達郎監督の前作『Motherhood』の併映も予定されている。

【あらすじ】
コロナショックの煽りを受け、勤めていた自動車工場から派遣切りにあった森下。
再就職先も見つからないまま社宅を追い出された挙句、妻・晶子の両親からは離婚を切り出されてしまう。
娘の養育費を貯めようとアルバイトに奮闘する中、森下が見つけたのは妻と瓜二つの女性・由美子が通うトランクルーム。住む場所もなく、追い詰められていた森下は、そこで最低限の生活を始める。