レ・ミゼラブル in 御園座

コラム・ニュース

今回の『レ・ミゼラブル』は思ったようにチケットが取れなかったが、ラッキーなことに6月7日(金)の名古屋・御園座初日を観ることができた。すでに御園座公演も折り返しとなってしまったが、レポートをしておきたいと思う。
マダム・テナルディエ役の鈴木ほのかさんは地元ということもあり、かなり気合が入っていた。私は名古屋出身の人間なので、地元の人が舞台で頑張っている姿を観るのはうれしい。

レミゼは人それぞれ「押しのカップリング」があると思う。バルジャンとジャベール、エポニーヌとコゼット、マリウスとアンジョルラスなどなど。私はかなりジャベールびいきなのでバルジャンとジャベールのカップリングが好きなのだが、今回はそれを超えるカップリングに目を奪われてしまった。海宝マリウスと小野田アンジョルラスだ。

海宝さんは昨年コンサートを拝見して、歌が上手なことは以前から分かっていたけれど、音域が広く(なんとミュージカル『オペラ座の怪人』でクリスティーヌが歌う『オペラ座の怪人』を歌いきってしまうほど!)並みの歌ウマではないことを実感していたし、小野田さんは一度インタビューをさせていただき、その時にミュージカルにかける思いや愛情を熱く語ってくださった。そういう意味でも今回のカップリングは楽しみだったのだが、これが予想以上の素晴らしさで身震いしてしまった。

まず小野田アンジョルラスの貫禄がすごい。こんなにグイグイ引っ張っていく人なら絶対についていきたいと思うし、コゼットとの愛を取るか革命に参加することを取るか悩んでいたマリウスの行動に説得力が出てくる。そして悩める海宝マリウスは繊細さが良い。特に『カフェ・ソング』で♪友よ行くな♪と歌う時の表情がたまらなく切ない。今回はこの2人にノックアウトをされてしまった。


御園座公演は6月25日が千秋楽。恐らくチケットはないと思うが、運よくチケットをゲットできた人はぜひ楽しんでほしいし、それが海宝マリウスや小野田アンジョルラスであればとてもラッキーだと思う!

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