28日、29日と行われたhide 20th memorial SUPER LIVE SPIRITS 。
私は残念ながら28日のみの参加だったが
いわゆるフェスならではの楽しみを存分に味わえた。
印象的だったのが、BUCK-TICKの皆さん。
私は完ぺきにBUCK-TICK世代だし、ロック好きなのに
なぜか彼らの曲をまともに聞いたことがなかった。
今回初めてじっくり彼らのパフォーマンスを見たが
聞きながら「どうして今まで聞いてこなかったのだろう」と
改めて考えてしまった。
彼らは昨年結成30周年をむかえている。
驚いたことは、30年間同じメンバーで活動しているということ。
正直「うっそーー!」と思った。
いろいろなバンドを見ていて、分かる人は分かると思うけど
いわゆる「音楽性の違い」という理由で、バンドを解散したり
メンバーが変わったりというのは、よくある話。
そうやってバンドが熟成されていくと考える人もいるかもしれない。
でも私はちょっと違う。やっぱり結成当時のメンバーで続いている
バンドは、心から尊敬してしまう。
音楽は全く興味がないけど、THE ALFEEを尊敬しているのは
そういうところからだ。
BUCK-TICKのメンバーは5人。もしかしたらTHE ALFEEより
すごいんじゃない??と思ってしまった。かなり精力的に
ライブ活動をしているし、5人がまとまるって、3人でまとまるより
大変じゃないかしらん?
そしてファッションやスタイルなど、BUCK-TICKスタイルを
貫いているところもすごい。
例えばドラムのヤガミトール。調べたら1962年生まれではないか。
それなのに、あの逆立った髪型。
地毛なのかどうなのかなんてどうでもいい。
あの髪型を作り上げる精神力に感服した。
歳をとると、髪型ひとつきれいにキープするのって、大変なんだから。
そんなこんなで、これから音楽を聴いていきたいバンドのひとつになった。
こういう発見があるところが、フェスの面白いところだなあ。
~今日の1枚~
やっぱり一番うれしかったのは、X JAPAN PATAの出演。
「なんで今さらヤツ(hide)の曲を弾かにゃならんのだ」と言いながら
毎回素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるPATA。
ナイスガイ!