片岡礼子主演 安田真奈が脚本・監督を手掛ける 実験的短編映画 『あした、授業参観いくから。』新宿K’s cinema にて 4/16(土)より上映決定

『あした、授業参観いくから。』

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2022年4月16日(土)~4月22日(金)新宿K’s cinemaにて、 実験的短編映画 『あした、授業参観いくから。』が、1週間限定公開される。

『あした、授業参観いくから。』チラシビジュアル

本作は、自身も一児の母である監督の安田真奈が、「家族や親子について語り合いたくなる映画を作りたい」と企画。演技や脚本のワークショップで「全く同じ台詞でも、キャラクター設定や状況によって演技は変わる。脚本ならト書きが変わる。」という事例に用いていた親子の台詞を、短編映画として組み立てた。 

「あした、授業参観いくから。」「えっ…」七つの台詞が五人の生徒の家で繰り返されるという実験的な脚本だが、そこには思春期におけるさまざまな親子のカタチが映し出される。悲喜こもごもの家族模様を覗き見た後には、すべての親子の幸せを願わずにいられなくなる…。そんな、繊細かつ普遍的な感動のドラマに仕上がっている。

あらすじ
坂口則子は、中学英語教師の職に生きがいを感じている。出勤は、常に早朝。断れない性格で残業も多い。独り身の心細さもあるが、堅実に暮らしている。担任のクラスには様々な生徒がいる。両親が共働きで、優等生の光。母を亡くしたが、明るい性格の亜輝菜。父が医師で母は専業主婦、裕福な一馬。母がだらしないので家事を担うゆかり。荒っぽい性格の父におびえる涼太…。明日は授業参観。それぞれの家庭で展開する全く同じ会話、しかし全く異なる親子模様…。

『あした、授業参観いくから。』
『あした、授業参観いくから。』
『あした、授業参観いくから。』
『あした、授業参観いくから。』
『あした、授業参観いくから。』

2021年12月、大阪 シアターセブンで公開したところ、「短編なのに濃密」「胸が熱くなる」「涙が出た」と好評で、リピーターが続出。四回も追加上映され、来場客の熱い感想メモが300枚以上も寄せられた。

また、「感動したので、今日は娘と来ました」「子どもと見てすごく良かったので、夫も連れて家族できました」「娘と一緒に観て本当に良かったです!」といった微笑ましい親子鑑賞も多数。神戸 元町映画館、名古屋シネマテークにも公開の輪が広がり、このたび東京上映が決定した。

主演・片岡礼子 コメント

片岡礼子

安田監督の困難や問題と逃げずに向き合う作品の数々に、胸を打たれることが多々ありました。 その事が、私の日々の生活の中で共鳴し、勇気の種に変わりました。本作品も、誰かの胸に届きそして勇気の種になれることを願っています。

【片岡礼子 プロフィール】
1993年『二十才の微熱』でスクリーンデビュー。
2001年公開の『ハッシュ!』で第45回ブルーリボン賞の主演女優賞受賞。力強い演技を売りに個性派女優として映画を中心に活動。現在は3児の母でもあり、母親として包容力のある一面や大病を乗り越えた経験から、弱者の繊細な心の動きも表現出来る役者として活動の場を広げている。
近年の主な出演映画「空白」「楽園」「リング・ワンダリング」他多数

【脚本・監督】安田真奈 コメント

安田真奈

「家族のありかた、親子のありかた」。このテーマには、自らの子育て経験や、10年間続けている児童虐待テーマ講演(NHKドラマ「やさしい花」上映に付随)を通じて、深い関心を持っております。笑顔で優しい。想いが通じない。愛はあるけど厳しい…。さまざまな親子のカタチが、教師役・片岡礼子さんのリアリティあふれる演技によってふわりと束ねられました。「同じ会話でも設定によってシーンは変わる」という映画ならではの味わいも楽しみつつ、ご覧ください。

【安田真奈 プロフィール】
映画監督・脚本家。シナリオ作家協会所属。メーカー勤務約10年の後、2006年、上野樹里×沢田研二の電器屋親子映画「幸福(しあわせ)のスイッチ」監督・脚本で劇場デビュー。同作品で第16回日本映画批評家大賞特別女性監督賞、第2回おおさかシネマフェスティバル脚本賞を受賞。同年末に出産後は脚本業中心となったが、2017年より監督業復帰。堀田真由主演映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」、小芝風花主演の近大マグロの青春映画「TUNAガール」の監督・脚本をつとめた。 
安田真奈 公式サイト https://yasudamana.com/jp/

■上 映 情 報
2022年4月16日(土)〜22日(金)新宿K’s cinemaにて1週間限定公開。
期間中トークを予定しております。
会場:新宿K’s cinema 東京都新宿区新宿3丁目35-13 3F
連日12:00〜 料金:1000円

短編映画「あした、授業参観いくから。」作品詳細は下記サイトにて
http://www.parasang.co.jp/works/index.html#movie

下記の館にても上映
<名古屋シネマテーク>2022年2月26日(土)〜3月11日(金) ※3月2日休映
<シネマルナティック>2022年3月26日(土)〜4月8日(金) ※火曜休館

【出演】
片岡 礼子
和泉 敬子 前田 晃男
上本 康義 島田 愛梨珠 楠 葉子 塚原 健司 坪内 花菜 河崎 公一 下松谷 嘉音 森 琴樺 内藤 大帆 佐野 亮華 

成瀬 千尋 長三 伊乃 歳内 王太 荒木 隆一 ほか

【スタッフ】
脚本・監督:安田 真奈 プロデューサー:山本 祥生 撮影:武村 敏弘 j.s.c 照明:古川 昌輝 音楽:原 夕輝 録音:小出 佳史
助監督:柳 裕章 メイク・スタイリスト:谷山 伸子 美術:山中 昭子 宣伝・予告編編集・WEBサイト:三島 彩香
編集:藤沢 和貴 ミキサー:岩田 修一 制作:船津 春菜 製作:株式会社パラサング

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