レオス・カラックス監督最新作『アネット』公開記念 過去作特集上映決定 絶賛コメントも到着 

(C) THEO FILM/(C)2008「TOKYO!」

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レオス・カラックスが初めて全編英語でミュージカルに挑んだダーク・ファンタジー・ロックオペラ『アネット』が2022年4月1日に公開される。本作の公開を記念し、3月19日(土)から、<We Meet Leos Carax!>と題した、過去作の特集上映が決定した。

併せて各界著名人から『アネット』に寄せられた総勢43人からの絶賛コメントも一挙解禁となった。

音楽家の岡村靖幸は『ここ何十年、僕が映画を見ても感じられなかったことがここには詰まってます。 不穏で怖いほどの映像美、読めない展開、ダークなシニカルな人生の???。 結婚についての本を数冊出した僕には大変ビターで感慨深い作品でした』と述べ、女優の前田敦子は『こんな息を呑むミュージカル映画は初めてでした。 マリオン・コティヤールの美しさ、狂気あふれるアダム・ドライバー、ラストシーンのデュエット。 映像もとても綺麗で、映画館で思う存分堪能して欲しいです』と感嘆したほか、クリープハイプの尾崎世界観は『舞台に立った時のあの孤独が鮮明に描かれていて、目が離せなかった。見せているのか。見られているのか。問いかけても、歌が言葉をかき消してしまう。そして次第に、観客であるはずの自分が、映画に見られているように思えてくる』、映画監督の安藤桃子は『劇と絶望、そして罪と罰。西洋的「死生観」の表現は、オペラに詰まっている。壮大なオペラを通じて、カラックスはカルマを炙り出す。巨匠のたぎる愛のストライキか。映画の灯は永遠なり。さて、「今から映画をはじめます」』、俳優の高良健吾は『ずっと胸ぐらを掴まれているようだ。映画には歌も踊りもあるのに掴んでくる相手は無言。 緊張感がある場所を彷徨いながら、新しい自分の器が満たされました』、女優の玉城ティナは『ステージを眺める私達がいる。目線の先には演者が全身を使って声を操っている。美しい旋律。その完璧な美しさの源に、誰かが気付く。歪である、と。それも正しい、自然な事だと私達が言葉にせずとも肯定している時、いつしかその思いは会場中にふわりと充満して、もう元に戻らなくなってしまう。いつからか私達が望んだ事が演者の人生にまで入り込んでいく。最後まで見届けるしかない』と称賛のコメントを寄せている。

【We Meet Leos Carax!】レオス・カラックス過去作上映詳細

◆期間:2022年3月19日(土)~3月31日(木)

◆上映作品名:『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』『ポーラX』『TOKYO!』『ホーリー・モーターズ』

◆入場料金:一般1500円/大学・専門学校生1300円/会員・シニア1100円/高校生800円/中学生以下500円

※本特集の半券提示で、2回目以降1100円

※上映スケジュールは劇場HPをご覧ください。

◆上映劇場:ユーロスペース(東京都渋谷区円山町1−5) ※劇場公式HP www.eurospace.co.jp

『アネット』

■監督:レオス・カラックス  

■原案・音楽:スパークス ■歌詞:ロン・メイル、ラッセル・メイル & LC

■キャスト:アダム・ドライバー、マリオン・コティヤールほか

■上映時間:140分 ■コピーライト:© 2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma / UGC Images / DETAiLFILM / Eurospace / Scope Pictures / Wrong men / Rtbf (Télévisions belge) / Piano

■配給:ユーロスペース ■公式サイト: annette-film.com

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