レオス・カラックス監督最新作『アネット』第47回セザール賞 <最優秀監督賞>ほか、全5部門受賞

(C)2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma / UGC Images / DETAiLFILM / Eurospace / Scope Pictures / Wrong men / Rtbf (Télévisions belge) / Piano

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2022年4月1日から公開されるレオス・カラックス監督最新作『アネット』が、第47回セザール賞にて、最優秀監督賞(レオス・カラックス)最優秀オリジナル音楽賞(ロン・メイル、ラッセル・メイル<スパークス>)最優秀編集賞(ネリー・ケティエ)、最優秀音響賞(エルワン・ケルザネ、カティア・ブタン、マクサンス・デュセール、ポール・ヘイマン、トーマ・ゴデ )、視覚効果賞(ギョーム・ポンダール)にて見事計5部門を受賞した。

最優秀オリジナル音楽賞を受賞したスパークスの2人は「ずっとフランス映画の大ファンだったので、敬愛するレオス・カラックスというフランス人監督と一緒に映画を作り、音楽賞を受賞できたのは素晴らしいことです。しかもそれがミュージカル映画のサウンドトラックだというは、僕らにとって大きな意味があります。」「『シェルブールの雨傘』のようなミュージカルを作りたかったんだ」と喜びと本作への想いを込めたコメントを語った。

35年間で発表した長編作品は6本ながらも、卓越した演出力と圧倒的な美的センスによって、常に衝撃を与えつづけてきた映画監督レオス・カラックス

『ホーリー・モーターズ』以来8年ぶりとなる最新作『アネット』は、製作も務めたアダム・ドライバー、アカデミー賞主演女優賞受賞の実力派マリオン・コティヤールを主演に迎え、カラックスが初めて全編英語でミュージカルに挑んだダークファンタジー・ロック・オペラ。

人気スタンダップコメディアンのヘンリーと、一流オペラ歌手のアン。そして二人のあいだに生まれたアネットによって、ダークなおとぎ話が繰り広げられる。

原案は日本でも根強い人気を誇るロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップ・バンド、スパークス。彼らがストーリー仕立てのスタジオアルバム「アネット」として構築していた物語が、スパークスとカラックスの出会いによって映画へと発展した。映画全編を歌で語り、全ての歌をライブ録音するという両者のこだわり、そこにカラックスならではの映像美が相まって、唯一無二の作品が完成した。

『アネット』

■監督:レオス・カラックス  
■原案・音楽:スパークス 
■歌詞:ロン・メイル、ラッセル・メイル & LC

■キャスト:アダム・ドライバー、マリオン・コティヤールほか   

■コピーライト:(C) 2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma / UGC Images / DETAiLFILM / Eurospace / Scope Pictures / Wrong men / Rtbf (Télévisions belge) / Piano

■公式サイト: annette-film.com

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