2025年4月9日(水)~13日(日)調布市せんがわ劇場にて、劇団ナイスコンプレックスN37『劇団』の上演が決定した。
主宰・キムラ真が率いる劇団ナイスコンプレックスは、旗揚げから18年を迎える2025年に、新たなシリーズを立ち上げる。“劇団”をテーマに紡ぐシリーズ三部作は、劇団発信による商業コンテンツ創作の成功を目指すもの。第一弾作品『劇団』は、キムラのオリジナル最新作として、出演には多くのドラマで爪痕を残している池下重大、さまざまなジャンルの舞台で活躍中の三上俊(Wキャスト)、室たつき(Wキャスト)、東拓海、室将也らを迎え、団員メンバーともに“なぜ演劇をやるのか”という根幹をキーワードに描いていく。
第二弾、第三弾も鋭意製作中。本公演のチケットは3月5日(水)21時より発売スタート。詳細は公式サイトまで。





主宰・キムラ真よりご挨拶
劇団ナイスコンプレックスが旗揚げから 18 年目を迎えました。15 年以上、途切れず公演を重ねてきた劇団は、決して多くはありません。2007年、夢だけを手に飛び込んだ私たち。2011年の東日本大震災や2020年のコロナ禍でエンタメが揺らいだ時も、劇団は止まりませんでした。
それはなぜか。
劇団がお金のためではなく「信じるものに命を懸けられる場所」だから。そして、同じ夢を追いかける仲間が集う「我が家」だったからです。
私キムラ真が劇団主宰として、これまで見て、触れて、葛藤してきた劇団のすべてを注ぎ込み「劇団とは何か」を描く新作が生まれました。
オリジナル作品として、今、私たちができる舞台を、「今やりたい」と手を挙げてくれた愛すべき座組と共に創り上げます。
ナイスコンプレックスは、信念を形にする場所であり、仲間と共に未来を描く場です。この舞台を、あなたと一緒に創り上げたい。
劇場で、その瞬間を共に感じていただけたら、これ以上の幸せはありません。
▼物語▼
「初日前日に演出家が亡くなり公演中止になった舞台の再演の演出家が余命3ヶ月だった」旗揚げ20年を迎える劇団の物語。その劇団は1度だけ公演の中止を経験した。 中止の理由は「初日前日に演出家が亡くなった」からだ。その演出家は座組の為に舞台をつくり、そして座組もその演出家が心の支えであった。言葉にできない感情の中、主宰は座組のみんなに同じ演出での再演を誓う。そして3年後、遂にその誓いは守られる。再び集められたあの日の座組と新たにオファーされた演出家。それぞれの想いが交差する中、「前の演出でやりたい」という座組の希望と対立する新たな演出家。本番まで、あと1ヶ月。「命を背負う主宰」と「最期の舞台として挑む演出家」【何のために「演劇」をやっているのか?】を突きつけられた〈劇団〉の結末は?
劇団ナイスコンプレックスN37『劇団』公演概要
日程:2025年4月9日(水)~13日(日)全7ステージ
会場:調布市せんがわ劇場
脚本・演出:キムラ真
出演:池下重大・早野実紗・濱仲太・赤眞秀輝
三上俊/室たつき(Wキャスト)・東拓海・室将也
澤山ゆか・眞砂佳奈子・熊手萌
相田志音・石巻遥菜・大森つばさ・柴田千聖・古井翔子
企画・製作:(株)NAIKON
チケット取り扱い:カンフェティ、ナイスコンプレックス
一般発売:3月5日(水)21時~
お問合せ:info@naikon.jp
公式サイト:https://naikon.jp/
X : @gekidan_naikon