2024年11⽉21⽇(⽊) 〜12⽉1⽇(⽇)CBGKシブゲキ!!にて、⾳楽劇『姉さんは、暖炉の上の、壺の中̶My Sister Lives on the Mantelpiece』の上演が決定した。
英国⽂学賞のブランフォード・ボウズ賞・ベティ・トラスク賞 を受賞し、2017年全国学校図書館協議会・選定図書にも選ばれた、アナベル・ピッチャーの名作児童⽂学『さよなら、スパイダーマン』を2014年⽂化庁 新進芸術家海外研修制度で1年間のカナダ留学を経た劇団⿅殺しの菜⽉チョビが、同作品の世界初舞台化を企画、演出する。
爆弾テロで姉のローズを失い、バランスの壊れた家族の中で葛藤する少年、ジェイミーを演じるのは、⼤⻄⾵雅(Lilかんさい)。関⻄ジュニアの注⽬グループ、Lilかんさいのメンバーとして活躍しており、今作で舞台初主演を務める。
姉のローズの死に囚われた家族や、転校先の学校で孤独なジェイミーを救うきっかけとなる、イスラム教徒の⼥の⼦スーニャを演じるのは、アイドルグループを卒業後 今年5⽉に上演された舞台版『湯を沸かすほどの熱い愛』をはじめ、⼥優として活動の場を広げる瀧野由美⼦。
そしてローズと双⼦で、ジェイミーを⽀える姉・ジャスミンを演じるのは、今作が初舞台となるシンガーソングライターのロザリーナ。
ジェイミー、ジャスミンの⽗を演じるのは千葉哲也。演劇企画集団THE・ガジラの中⼼的な俳優として多くの作品に出演し、劇団☆新感線『髑髏城の七⼈』、新国⽴劇場『焼⾁ドラゴン』など、さまざまなカンパニーで活躍する⼀⽅、近年は演出家としても活動する千葉が、OFFICESHIKA 作品に初参戦する。
その他、お笑いコンビ「ニッチェ」として活動し、TBS「王様のブランチ」をはじめテレビ、ラジオなど様々なメディアで活躍する江上敬⼦、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド』での怪演が話題となった島⽥惇平、新国⽴劇場 開場25周年記念『レオポルトシュタット』、本多劇場グループ×海外戯曲第3弾『ULSTER AMERICAN』などの作品で活躍する椙⼭さと美など、世代・ジャンルもバラエティに富んだキャストがそろった。
脚本を務めるのは、舞台『桜姫東⽂章』)が話題を呼び、さらに脚本をつとめた映画『Gメン』が第36回⽇刊スポーツ映画⼤賞「ファンが選ぶ最⾼作品賞」を受賞し、NHKラジオドラマ「劇ラヂ 無くならへん」以降、6年連続で同企画の脚本演出をつとめるなど、活動の幅を広げている丸尾丸⼀郎。
⾳楽を⼿掛けるのは、舞台『⼑剣乱舞』をはじめ舞台やミュージカル、映像などの分野で活躍する伊真吾、さらに原作中に描かれた、喪失感の中にある家族が歌い継ぐテーマ曲「⾶び⽴つ勇気」は、映画『誰も知らない』の主題歌「宝⽯」を⼿がけたシンガーソングライター・タテタカコが務める。
振付は、バレエ界で若⼿の登⻯⾨といわれるローザンヌ国際バレエコンクールでキャッシュプライス受賞し、 ドイツ(ハンブルグバレエ団)、オランダ(NDT)、スウェーデン(クルベリーバレエ)等、数々のバレエ団でダンサーとして活躍し、世界30カ国以上のステージに⽴つ⼤植真太郎が初参加。劇団⿅殺し作品他、舞台「ぼっち・ざ・ろっく」の振付を⼿掛ける浅野康之も加わる。
【あらすじ】
5年前、ロンドン各地で起きたイスラム過激派による同時多発テロ。ばらばらになったローズの体は、⽗さんと⺟さんがばらばらに壺とお墓に⼊れて、家族もばらばらになった。⽗さんはお酒ばかりで、⺟さんは出てって、ローズの双⼦の姉さん、ジャスと僕と⽗さんは3⼈で湖⽔地⽅へ引っ越した。⺟さんが誕⽣⽇に送ってくれたスパイダーマンのTシャツを着てヒーローになったって⺟さんは帰ってこず、⽗さんは今年もローズの遺灰を海に撒けないでいる。僕ら家族に点数をつけるなら、「優」「良」「可」のどれだろう?そんな僕を救ってくれたのはイスラム教徒のクラスメイト、スーニャだった。家族の死に打ちひしがれ⽴ち上がれない両親、⾃分達の存在も消えてしまったように感じるジャスとジェイミーの姉弟。テロの犯⼈とされたイスラム教徒に憎悪をつのらせる⽗に連れられ、引っ越した先の学校でもひとりぼっちだったジェイミーに⼿を差し伸べてくれたのは、スパイダーガールのように素敵なイスラム教徒の⼥の⼦、スーニャだった・・・。「⼤⼈が正しいとは限らない」
企画・演出 菜⽉チョビコメント
⼩学⽣の頃から⼤⼈になってもなお図書館が⼤好きで、絵本はもちろん、中学年から中学⽣向けの児童⽂学に魅せられ、⼦供たちへの救いのメッセージや、⼤⼈の⼼に住み着く淋しい⼦供の部分を笑顔にしてくれるような作品の数々に救われてきました。
楽しくて、⼦供も⼤⼈もわくわくするような、だけど「⼦供向け」じゃない舞台作品で、私がもらってきたたくさんの「悲しいところから逃げ出すヒント」みたいなものを、劇場空間でしか得られない⾼揚の中でぽいっとプレゼントできたら。そんな企画をオフィス⿅のもう⼀つのライフワークとしていきたいとずっと夢⾒てきました。
劇団⿅殺しの作品と同じく「客席のどこかにいる⼩さい私がずっと欲しかった物語」、児童⽂学シリーズ編。というところでしょうか。この想いに、多くのキャスト、スタッフの皆さんが共感し、参加してくれることになりました。
原作や⾳楽劇になった丸尾脚本を読んだスタッフさんたちが興奮を伝えてくれたり、お⼦さんが近くにいる⽅達が使命感のようなものを感じて熱く語ってくれたり、オフィス⿅の新たな⼀歩を感じています。⾒てくださる⽅の中の、「⼩さい⾃分」にも必要な作品となれば嬉しく思います。
原作がとっても可愛らしくて瑞々しくて最⾼におもしろいので、ここに「劇場空間で広がる無限の世界」っていうのを乗っけて、⾒てくださる⽅それぞれの特別な体験となるように、キャスト・スタッフ・みんなの⼒を合わせて挑戦します。
いつかロングラン公演や⼤劇場での公演など、なるべく数多くの、世界中の⼦供たちに届けられるものを作っていきたいなっていう壮⼤な夢に向けての第⼀歩、ぜひぜひ⻘⽥買いっていうか、この企画の誕⽣を⽬撃しに劇場にきてくださると嬉しいです。また親⼦チケットもご⽤意しています。劇場デビューにもぜひ楽しんでいただけたら!
OFFICE SHIKA×海外児童⽂学シリーズvol.1 ⾳楽劇『姉さんは、暖炉の上の、壺の中̶MySisterLivesontheMantelpiece』公演概要
<会場・⽇程>
2024年11⽉21⽇(⽊) 〜12⽉1⽇(⽇)
CBGKシブゲキ!!
<チケット(全席指定・税込)>
前売当⽇ 8,400円
U-25 4,000円
⾼校⽣以下1,000円
親⼦チケット 8,400円(⼩学⽣のお⼦様同伴無料)
※先⾏販売では前売券のみの販売となります。
※U-25チケット、⾼校⽣以下チケット、親⼦チケットは、10⽉27⽇(⽇)12:00から始まる⼀般発売より、取扱いたします。各回枚数限定となります。
★鑑賞サポート★
11⽉24⽇・27⽇の2⽇間は、以下の鑑賞サポートを実施いたします。
・字幕タブレットの無料貸し出し(英語/⽇本語対応)
・事前舞台説明会
・受付での⼿話対応
オフィシャルチケット先⾏販売 実施決定!(e+ 抽選式)
9⽉28⽇(⼟)13:00〜10⽉6⽇(⽇)23:59
受付URL
https://eplus.jp/mysister-ohp/
※特典詳細は、特設サイトよりご確認ください。
原作:AnnabelPitcher
原作翻訳:中野怜奈(偕成社『さよなら、スパイダーマン』)
脚本:丸尾丸⼀郎
演出:菜⽉チョビ
⾳楽:伊真吾
テーマ曲 作曲:タテタカコ「⾶び⽴つ勇気」
振付:⼤植真太郎 浅野康之
【出演】
ジェイミー ⼤⻄⾵雅(Lilかんさい)
スーニャ 瀧野由美⼦
ジャスミン ロザリーナ
ファーマー先⽣ 江上敬⼦(ニッチェ)
レオ 島⽥惇平
ダニエル 橘輝
⺟さん 椙⼭さと美
ライアン 前川ゆう
アレクサンドラ 藤綾近
メイジー 松本むち
ロジャー ⼤植真太郎
⽗さん 千葉哲也
公式X
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特設サイト
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