ネクストブレイク俳優候補として注目の増子敦貴(GENIC)、初のカレンダーが2024年1月6日(土)に発売された。発売日にHMVエソラ池袋で行われた発売記念イベントの様子をお伝えする。
MCの紹介を受け、取材陣に頭を下げながら登場した増子。やや緊張した面持ちだったが、すぐに始まったフォトセッションでは、カメラマンの要望に笑顔で対応。続く取材でMCにイベント前日に24歳の誕生日(1月5日)迎えたことについて感想を求められると、今年、年男であること、そして舞台『千と千尋の神隠し』にハク役で出演が決定していることを上げ、「ハクって龍(辰)じゃないですか。なんかそのつながりってすごい。特別な縁を感じる」と舞台を楽しみにしている様子を見せてくれた。
自身初となるカレンダーは、昨年話題になった主演ドラマ「体感予感」の撮影地でもあった横浜で撮影。「ドラマと縁のある場所で撮影できたらいいなっていう僕のリクエストに応えていただきました」と、本ドラマが大きな転機になったことを感じさせた。
12カ月12枚の写真のうち本人のお気に入りは6月のものということだが、月ごとに季節感が楽しめるものになっていて、「すべてが100点満点。掛ける12で合計1200点」の出来だという。「僕自身、幸運の持ち主なので、カレンダーの写真を見たら、その日はきっと幸せになれると思います。毎朝見てほしいので、トイレとかに貼るのをお勧めします」と笑いを誘った。記者から、自身を幸運の持ち主だと思う根拠、エピソードを問われると、「ラーメンに愛されている実感があって、本当にいたるところにラーメンがちゃんとあるんです」とラーメン好きが広く知られ、撮影現場にまでカップラーメンがあったことを披露。さらなる笑いを誘った。
今年出演が決まっている舞台『千と千尋の神隠し』について問われると、「(役の発表後)皆さんの反応をSNSとかで見ると、本当にやるんだなって実感がわきました。役に選んでもらったからには、皆さんにハクがそこにいるって思っていただけるようにしっかり作りこんでいきたいと思っています」と意気込みを表明。さらに会場が帝国劇場であることについて、帝国劇場に立つことが自身の目標の一つであることを上げ、「そこに立てることに今からゾクゾクします」と、いたずらっぽく笑った。
24歳の目標は、俳優としても、ダンス&ボーカルグループGENICの一員としても、ずばり「もっと売れること」。演技、ダンス、歌の三刀流で活動している者として、増子敦貴を評価してもらえるように頑張りたい。今年予定されているZeppツアーを皮切りに、ステップアップしていきたいとのこと。プライベートでは、最近ラーメンに関することしか言葉にしていないと苦笑いしつつ、「ちょっとアクティブな趣味を見つけたい」として、サーフィンをやりたいと思っているとした。
最後にファンへのメッセージを求められると、「今年もずっと変わらず、ぜひぜひ僕についてきてほしいです。24歳、2(に)4(じ)をかけていくように、虹色に輝く1年になればいいなと思っています。一緒にその虹の橋を渡りましょう」とコメント。直後、自身のコメントを振り返り、「ちょっと恥ずかしいですけど、大丈夫ですか?」とはにかみながら退場した。
取材・撮影・文:春木光
増子敦貴カレンダー2024.3‐2025.4
発売日:2024年1月6日(土)
価格:本体3,080円(税込) B5サイズ12ヵ月卓上カレンダー
発行:KADOKAWA