「トラック野郎」シリーズの鈴木則文監督の愛弟子にして「ウルトラマンギンガ」など特撮作品を多数手がけてきた石井良和監督によるコメディ映画『特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦』が、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」での制作支援プロジェクトの実施を開始した。
本作は、石井が「混迷の時代にこそ、喜劇と特撮を絡めた娯楽映画で観客に楽しんでもらいたい」「そして映画を通じて、日本特撮の《怪獣着ぐるみ》の伝統を後世に伝えたい」という思いのもと制作した、コロナ禍を経験した全ての人々に送る「なんでもアリ」の痛快コメディ映画。
石井が慣れ親しんできた怪獣はもちろん、ギャグ、アクション、ミュージカルなど、映画人生と映画観が色濃く反映されており、特撮ファンはもちろん国内外・老若男女問わず楽しめるエンターテインメント作品となっている。
本作をより多くの人々のもとに届けることを目標にクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」での制作支援プロジェクトの実施を発表。2022年6月23日(木)23時59分まで実施される制作支援プロジェクトでは、映画オリジナルグッズをはじめクラウドファンディング限定の特典が盛りだくさんだ。
今回のリリース解禁にあたって、本作のクラウドファンディング版ポスターとメイキング写真、主演の藤田健彦、元HKT48で本作が映画初出演作となった草場愛、「特撮界のレジェンド」こと町田政則からのメッセージも到着した。
◯ 藤田健彦(大木勇造役) コメント
石井良和監督の最新作『特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦』にて主人公の大木勇造を演じました藤田健彦です。本作は自分にとって初主演、初の特撮作品です。主演としてほぼ全てのシーンに関わり、石井監督の想いと技術を全身で受け止めさせていただきました。
初めて台本を読んだ時、大爆笑してしまいました。記された登場人物達はどれも強烈なキャラクター。それをどのように具現化するのだろう?と思っておりましたら、現場には活字を遥かに超えた強烈な個性を持つ俳優たち。撮影は常に笑いに包まれておりました。
特撮シーンでは演者もスタッフさんもアイデアを出し合い、文字通り全員が一丸となっての撮影。俳優陣の全力の演技と監督・スタッフさん達の想いと技術、関わる者全てが心を込めて作った本作を、世界中の方々に、後世に、伝えたい。妥協なく作品を仕上げるため、より多くの方に届けるため、皆様のご協力を賜りたく存じております。
ご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
◯ 草場愛(ヒロイン・玲子役) コメント
ヒロイン・玲子役を演じました、草場愛です。
今回初めて映画に出演させていただきました。最初はわからないことだらけで緊張と不安が大きかったんですが、石井監督や主演の藤田さんをはじめ、キャストの皆様がとても優しくご指導してくださったので無事にクランクアップを迎えることが出来ました。
この作品を通して皆様に少しでも笑顔になっていただければ幸いです。
ぜひ応援をよろしくお願い致します。
◯ 町田政則(会長・斉加年役) コメント
子役時代に受けた『大巨獣ガッパ』のオーディションはサキの役で合格しましたが、本当は子ガッパの中身になりたかったんです。ガッパの撮影中に内緒でガッパ着ちゃった、へへへへ。
特撮が好きだった僕は勝新太郎さん主演の『座頭市の歌が聞こえる』に出演の為、京都大映に行った時『大魔神』のセットを見たのがいい思い出でした。控え室は大魔神に出演してた子役の出口静宏さんと一緒でした。
その後、子役時代に「ウルトラセブン」「快獣ブースカ」に出演。円谷プロと縁があって、大人になってから「ウルトラマンティガ」のチャリジャ役、「ブースカ!ブースカ!!」第1話ゲストの泥棒で出演。「快獣ブースカ」と「ブースカ!ブースカ!!」両方出演したのは僕だけだそうです。また「カネゴン」ミニドラマにお巡りさんとラーメン屋のオヤジで出演させてもらいました。
やがて特撮の撮影が無くなり、今回、石井監督からお声掛け頂いて久しぶりに怪獣映画に出演出来た事がとても嬉しかったです。
【クラウドファンディング詳細】
◆受付URL:https://camp-fire.jp/projects/view/573636
◆受付期間:〜2022年6月23日(木) 23時59分まで
出演:藤田健彦、町田政則、藤崎卓也、斉木テツ、草場愛、前田ばっこー(瞬間メタル)、豊田崇史、行永浩信、中條孝紀、石井花奈、杉山裕右、野村宏伸
製作・監督:石井良和
脚本:田中元、石井良和 撮影:高橋義仁 録音:飴田秀彦
怪獣造形:佐藤大介
製作:チーム・ベター・トゥモロー
配給:Cinemago 宣伝協力:todoiF、モクカ
Twitter:@OkiYuzo_Movie