イ・ジェフンが命がけの脱北を試みる軍人役に！映画『脱走』日本公開が決定

2025年4月3日

2025年6月20日（金）新宿ピカデリーほかで、映画『脱走』が全国ロードショーされることが決定した。

映画冒頭から最後まで止まらない緊迫感に、本国の観客から称賛を打受けた映画『脱走』。イ・ジェフン、ク・ギョファン、ホン・サビン、ソン・ガンといった、韓国エンタメ界の第一線を走る役者が共演したことも話題となった。2020年に韓国で大ヒットを記録した『サムジンカンパニ―1995』でメガホンを取ったイ・ジョンピルが、本作の監督を務め、星野源、SIRUPといったアーティストとコラボを果たすZion.Tの楽曲『ヤンファ大橋』が、挿入歌として色を添えている。

命がけの脱北を試みる軍人・ギュナム役を、「シグナル」「復讐代行人～模範タクシー～」で人気のイ・ジェフンが熱演。主人公を容赦なく追撃する軍少佐ヒョンサン役を、「D.P. -脱走兵追跡官-」のク・ギョファンが演じる。

『このろくでもない世界で』のホン・サビン、「ナビレラ -それでも蝶は舞う-」のソン・ガンが、ヒョンサンの人生に決定的な影響を与えるキーパーソン役として出演している。

あらすじ
まもなく兵役を終える軍曹ギュナム（イ・ジェフン）は、自由を求め韓国への脱走を計画していた。ついに脱北を決行しようとするが、部下の下級兵士ドンヒョク（ホン・サビン）に先を越されてしまい、失敗してしまう。更にギュナムの幼馴染で、保衛部少佐のヒョンサン（ク・ギョファン）は、脱走兵であるドンヒョクを捕まえた英雄としてギュナムに祭り上げられてしまい、前線からピョンヤンへと異動させようとする。迫る脱走のタイムリミットは、たったの2日間。ギュナムは、ヒョンサンの目を盗んで再び軍事境界線を目指して、決死の脱出を試みるが、予期せぬ困難が立ちはだかる！　果たしてキョナムは、生き延びることが出来るのか！？

今回完成した日本版ポスタービジュアルでは、雨が降りしきる悪天候の中を全力疾走で走り抜ける主人公・ギュナムの姿をとらえている。「止まったら、即死亡」、「命がけの脱北計画、開始」というキャッチコピーが添えられ、脱走し命の危険にさらされていることが一目で分かるポスターに仕上がった

韓国映画では朝鮮半島の分断と越境を描いた名作が数多く存在するが、『脱走』はそれらとは異なる新しい視点で描かれる逃走＝闘争の物語が展開される。立ち止まるか走り続けるか、クライマックスに訪れる「決断の瞬間」は、観客の心を強く揺さぶるだろう。