2025年2月11日(火・祝)~2月24日(月・祝)の期間限定で、TBS赤坂ACTシアターにてロングラン4年目を迎えた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が、560年以上続く「いけばなの根源」である華道家元池坊との初コラボする「バレンタイン with 華道家元池坊~花と魔法を届けます~」の開催が決定した。
「ハリー・ポッター」の舞台であるイギリスでは、バレンタインに大切な人にお花など特別なプレゼントをするのが習わしとなっている。期間中には劇場ロビーに次期家元池坊専好の長男であり、JR京都伊勢丹でのいけばなの展示、日本橋三越本店での写真展、「25ans」や京都新聞での連載など、華道家・写真家としてさまざまな場面で活躍している華道家元池坊 青年部代表、池坊専宗氏が特別に本作をイメージし監修した「いけばな」を展示し、この特別な期間に劇場へ来場する人へ愛と魔法を届ける。「ハリー・ポッター」シリーズに欠かせない「魔法」や、作中にさまざまな形で表れる「炎」などをモチーフにしたいけばなで、非日常の魔法の世界に迷い込んだかのようなワクワクする感覚を味わえる。
さらに昨年のハロウィン期間にも登場したフォトスポットがバレンタイン仕様で再登場するほか、来場者にオリジナルのメッセージカードを期間限定で配布。劇場内カフェ「THEATER BASE」で販売しているドーナツも、この期間中はバレンタインをイメージしたキュートなドーナツになる。
また、赤坂エリアにあるグッズショップ「ハリー・ポッター マホウドコロ」でもいけばなの展示を行い、お得なチケットキャンペーンも実施する。
池坊専宗氏 コメント
2月、バレンタインデーをはさんですこし春の暖かさも感じはじめるころ、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』と華道家元 池坊のコラボレーションがついに実現します。ハリー・ポッターの世界は私も小さいころからどっぷり浸かっていたので、この掛け合わせはひとりのファンとしても楽しみです。いけばなはずっと昔に生まれた道の世界ですが、花を生けることを通して、自分や周りの大切な人たちへの気持ちを見つめ直したり届けていきます。それは、ハリーの世界でもきっと一緒ですよね。舞台ではお父さんになったハリーの、またアルバスやスコーピウスの等身大の悩みやそれを乗り越える喜びが描かれています。花もハリーも奥深く広大な世界、ぜひこの機会に両方のつながる物語を体験して、たくさん楽しんでください。
池坊専宗氏 プロフィール
池坊専宗(Senshu Ikenobo)
華道家・写真家。
華道家元池坊 次期家元池坊専好の長男として京都に生まれる。慶應大学理工学部入学後、東京大学法学部入学。東京大学卒業時に成績優秀として「卓越」受賞。名もなき花を生け、日常の一瞬間を写真として描く。JR京都伊勢丹にて祈りの展示「MOVING」、日本橋三越本店にて写真展「一粒の砂 記憶 ひかり」を行う。池坊青年部代表、京都市未来共創チームメンバー、東京国立博物館アンバサダー、花の甲子園審査員、2024年度 KYOTO CRAFTS and DESIGN COMPETITION審査員。講座「いけばなの補助線」や文筆、インスタレーションなど様々なかたちで日常の美しさと交わることを伝え続けている。信条は「光を感じ、草木の命をまなざすこと」。
「25ans」「目の眼」「現代のことば(京都新聞)」「ざ・いけのぼう」にて連載、「家庭画報」「SPUR」「DiscoverJapan」などに掲載。ラジオ日本「池坊専宗の団子より花」のパーソナリティを務める。「あさイチ」「あなたの知らない京都旅」「What’s up(クロアチア国営テレビ)」などに出演。伊勢神宮献華奉仕、VOGUE In Bloomに出演、曲水の宴にて作詩、LAや台湾など国内外で出瓶。
Instagram:@senshuikenobo/
HP:https://senshuikenobo.com/
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
[日程]上演中~2025年6月26日(木)
[会場]TBS赤坂ACTシアター
[上演時間]3時間40分 ※休憩あり
【主催】TBS ホリプロ ATG Entertainment
【特別協賛】東海東京フィナンシャル・グループ
With thanks to TOHO
In association with John Gore Organization
公式サイト:https://www.harrypotter-stage.jp/