ミュージカル『シルヴィア、生きる』演出・藤岡正明のコメント到着 製作発表会開催が決定

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3ヶ月連続上演企画『conSept2026:シーズンReBORN』から、2026年4月2日(木)~4月26日(日)ザ・ポケットにて上演する舞台、LiteraTheater vol.2 ミュージカル『シルヴィア、生きる』。このたび演出を手掛ける藤岡正明のコメントが到着した。

演出・藤岡正明からご挨拶

藤岡正明

恥ずかしながらこれまで私はシルヴィア・プラスの存在を知りませんでした。この作品と出会い、彼女のことを知れば知るほど、その強さと弱さと大胆さと繊細さに心惹かれました。ただ同時に、知ろうとすればするほど彼女を遠く感じたのです。そんな『シルヴィア、生きる』を、これからまさに”生きた作品”へと作り上げていく。そしてご観劇くださったお客様が何を持ち帰っていかれるのか今から楽しみです。どうかご期待ください。

【物語】
両親に無理やり「第九王国」行きの汽車に乗せられたシルヴィアは、青い目の女性との出会いからその旅に疑問を感じて途中下車を試みようとする。時間は流れ、優秀な大学生に成⾧したシルヴィア。ロンドンに留学し、やがて夫となる天才詩人テッドと出会う。しかしテッドとの生活の中でシルヴィアは、亡くなった父親と、そして彼女の人生を縛りつけた母親との記憶に苛まれる。それと同時に文壇から認められることのない自分と才能に溢れるテッドとの間で孤独に葛藤し続け、まるで“ベル・ジャー(小さなガラスの鐘)”の中に閉じ込められているように感じる。そんなシルヴィアの側には、いつからか彼女を誰よりも理解する女性、ヴィクトリアがいた。そしてヴィクトリアに導かれるように強く生きようとするシルヴィアに運命の1963年2月11日が訪れる。

女性として秘めた激情を、率直な筆致で詩として紐解いたアメリカの詩人・小説家であるシルヴィア・プラスは、1963 年2 月11 日、30 歳でその人生に自ら終止符を打った。生前は作家として評価されなかったプラスだが、死後ようやくその芸術性が認められ、死後にピューリッツァー賞を受賞した唯一の作家となった。女性として生きる苦悩や社会問題を描く作風から、日本でも特に女性を中心に支持を得ている。

主演シルヴィア役には確かな歌唱力と表現力で多くの作品を輝かせてきた平野綾。シルヴィアと一心同体のヴィクトリア役には、多くのミュージカルや声優としても活躍している富田麻帆、シルヴィアの夫テッド役は個性的な演技で多数の映画や舞台で魅了し、近年は舞台の脚本・演出も手掛ける鈴木勝吾が務める。

さらに舞台や映像、MCや脚本・演出家としても幅を広げている伊藤裕一、ミュージカル『SIX』で確かな実力を印象付けた原田真絢が出演。そして演出には、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』などグランドミュージカルに多数出演し、歌手としても音楽活動を行う藤岡が、自身のユニット以外での演出に初挑戦する。

そして、ミュージカル『シルヴィア、生きる』製作発表が、2026年1月14日(水)東京都内にて開催が決定した。日頃応援してくださっているファンが無料で観覧ができるイベントとなる。出演者による歌唱など予定されている。応募は12月9日(火)正午より開始。詳細は公式サイトの各公演ページのNEWSからアクセスできる。

平野綾
富田麻帆
鈴木勝吾
伊藤裕一
原田真絢
目次

LiteraTheater vol.2 ミュージカル『シルヴィア、生きる』公演概要

脚本・作詞:チョ・ユンジ
作曲:キム・スンミン
日本語上演台本・訳詞:吉田衣里
演出:藤岡正明

日程:2026 年4 月2日(木)~4月26 日(日)
劇場:ザ・ポケット(東京・中野)
出演:
シルヴィア:平野綾
ヴィクトリア:富田麻帆
テッド:鈴木勝吾
アルバレス他:伊藤裕一
ルース他:原田真絢

演奏(pf):久田菜美 井村玲美

製作支援:杉本事務所
企画・製作・主催:conSept

公式サイト: www.consept-s.com/reborn/litera2
ハッシュタグ:#シルヴィア生きる
X:@consept2017
Instagram:https://www.instagram.com/consept2017/

チケット発売日:12 月13 日(土)10 時~ 各プレイガイドにて
料金:S 席11,500 円、A 席9,500 円、B 席7,000 円(全席指定・税込)
ステップ・プライス:https://consept-s.com/step-price

公演に関するお問合せ:info@consept-s.com
チケットに関するお問い合わせ:Mitt:03-6265-3201
(平日12:00~17:00)

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