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オールディーズ・ミュージカル『リトル・ダーリン』上演決定

2026 年2月6日(金)~2月8日(日)池袋あうるすぽっとにて、オールディーズ・ミュージカル『リトル・ダーリン』の上演が決定した。本作は、1998年に初演された岡本さとる原作の舞台で、およそ30年ぶりの再演となる。

物語は高度経済成長期の頃、ライブハウス「ゴールデン・パレス」を舞台に、華やかな表舞台を目指す若手と、夢を失いながらも音楽を生きがいに奮闘するベテランが交錯する人情劇を、 歌と生演奏を交えて描いていく。

主演の柳 二郎役には代々続く歌舞伎俳優の家に育ち、確かな演技力で数々のドラマの主演を務め、映画・舞台・ナレーションだけでなく、ベーシスト・作曲家として音楽活動も精力的に行う中村梅雀が決定。二郎に歌の才能を見出され後のスター・宝生恵子となる下川恵子役には、声優や舞台で活躍中の礒部花凜が務める。

元キャバレーの歌手で恵子を疎ましく思っている黄金沢麗役には清水彩花、競馬好きでいつも借金取りに追われているゴールデン・パレスのMC宝田譲治役には室たつきが挑む。音楽好きの借金取り・開門龍次役の金井勇太が物語のアクセントに。そして歌手・金城良太役と本作の案内役ナレーションとして宮原浩暢(LE VELVETS)が物語と客席を繋ぎ、恵子を支え歌手へと導く元スター歌手・定金幸役の紫吹 淳が作品の世界を引き締める。

上演台本は、女優活動の傍らミュージカルや演劇の脚本・演出も手掛ける万葉。演出は、俳優として活躍しミュージカル座を中心に演出家としても多数の作品を手がける中本吉成が担う。そしてジャズピアニストやキーボーディストとして幅広いジャンルで活動するミュージシャン・ただすけが音楽監修として、懐かしい名曲、全編オールディーズナンバーで幅広い年齢層が楽しめる音楽作品を届ける。チケットは12月3日(水)より先行受付開始、一般発売は12月26日(金)より。

≪物語≫
1965年、新宿の片隅にあるライブハウス「ゴールデン・パレス」。創設者亡き後、元ロックスターの柳二郎(中村梅雀)が経営を引き継いでいる。彼はかつてその名を知られた歌手であったが、今は表舞台からすっかり遠ざかり、好きな歌ばかり歌って暮らしていた。金運にこだわる創設者の意向で、専属歌手の定金幸(紫吹淳)や金城良太(宮原浩暢)、同じく専属歌手になった黄金沢麗(清水彩花)、MCの宝田譲治(室たつき)らスタッフは景気の良い芸名を持つ。幸はスキャンダルで子どもと引き離された過去を持ち、十八番の「テネシーワルツ」が歌えずにいた。競馬好きで借金を抱えるMCの宝田は、いつも取り立てに来る音楽好きのヤクザ開門龍次(金井勇太)に追われている。この「ゴールデン・パレス」は、夢を失いそれでも音楽の世界でしか生きていけない忘れられたミュージシャンと、ここを足掛かりに華やかな表舞台に出て行くイキのいい若いバンドマン達がひしめいていた。そんな「ゴールデン・パレス」に、地味で内気な食堂の出前持ち下川恵子(礒部花凜)が出入りしていた。地味で誰にも相手にされない恵子に二郎は温かい言葉をかけ、彼女は二郎の歌と父性的な魅力に惹かれていく。そして二郎と幸の指導のもと、恵子は歌の才能を開花させ、次第に明るく魅力的な娘へと変わっていく。二郎は恵子に「宝生恵子」という芸名を与えてステージに立たせると、見違えるように華やかな恵子の人気は急上昇。やがて恵子に大手プロダクションから声がかかる。二郎は彼女の将来のためにと説得し、華やかな世界へ送り出す…。

【キャストからメッセージ】

中村 梅雀(なかむら・ばいじゃく)/柳二郎役
1964年くらいから70年代の、世界の音楽の劇的な発展・変化の影響を、私もたくさん受けました。クラシック大好き少年が、ロック、プログレ、ジャズを聴きまくり、作曲し、演奏するようになりました。この時代の持つパワーは、特別だったように思います。以来、私の成長の節目に、必ず音楽があります。人生を変える音楽だってあります。柳二郎の音楽愛と、大切なものへの思いが熱くなるとき。そこを大切に楽しみながら、演じたいと思います。

礒部 花凜(いそべ・かりん)/下川恵子役
今回、下川恵子(のちの宝生恵子)役を務めさせていただくことになりました。礒部花凜です。私が芸事の世界に憧れるきっかけとなった紫吹淳さんをはじめ、錚々たる素敵な先輩方と作る舞台でヒロインという大役をいただいたことも大変光栄ですし、オールディーズで綴る笑いあり涙ありの今作に今からワクワクしております。
下川恵子として天真爛漫に泥臭く、そして宝生恵子として華やかに生き抜けたらと思っています。縁起・景気の良い名にこだわる金田太一という男が作った「ゴールデン・パレス」というライブハウスでの物語だそうですよ! なんだか2026年の運気が良くなりそう! ぜひ、劇場でお待ちしております!

清水 彩花(しみず・あやか)/黄金沢麗役
小金沢麗としてこの作品に参加できることを、とても光栄に感じています。魅力あふれる共演者の皆さまと同じ舞台に立てることが今から楽しみで、刺激に満ちた時間になる予感でいっぱいです。麗らしく華やかに、そして思いきり自由に輝けるよう全力で挑みます!

室 たつき(むろ・たつき)/宝田譲治役
オールディーズ・ミュージカル「リトル・ダーリン」に出演させていただきます室たつきと申します。約30年前に上演されたという作品。あらすじを読ませていただきワクワクと緊張が入り混じっていますが関われることに感謝しています。そして素敵なキャストの皆様とご一緒できることを心から光栄に思っております。舞台から物語を大切に届けられるよう精一杯務めてまいりますので、是非!劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。お待ちしております。

金井 勇太(かない・ゆうた)/開門龍次役
まだあらすじしか伺っていませんが、舞台の1960年代といえばロックやポップスが台頭し、大好きなジャズが多様化を迎えた時代。そんな頃の音楽モノを中村梅雀さんと一緒にできるなんて自分にとってご褒美のような作品です。そして(全っ然違う感じになるかもしれませんが)「ブロードウェイと銃弾」のような音楽への最高のツンデレを体現できるのではないかと楽しみにしています。

宮原 浩暢(みやはら・ひろのぶ)/金城良太役
「ゴールデンパレス」で専属歌手をしている金城良太を演じます。懐かしくもあり色褪せる事のないオールディーズの名曲が盛り沢山なのか?今はベールに覆われておりますが、岡本さとるさんの原作なら笑いは必ず散りばめられているはず!中村梅雀さんや紫吹淳さん、共演させていただく皆様が本当に豪華で、ご一緒出来る事が今から楽しみで仕方ありません。 2月のあうるすぽっとが歌と笑いで暖まるように、私「金城良太」も全力で頑張ります!

紫吹 淳(しぶき・じゅん)/定金幸役
私が生まれる前のお話で…えっ私若いなんて思わないですが…笑 梅雀さんと久し振りにご一緒させて頂きますので今からとても楽しみです。定金幸というお役、昔はスターであった歌手が、なんらかの理由でテネシーワルツだけが歌えない。 そこに私が演ずる幸の生き様やドラマがあるんだろうな〜なんて勝手に想像しています。台本を頂き、その幸にどんなドラマであり、どんな生き方をしたのだろうと幸に命を吹き込む日を、私も今から楽しみにしております。

オールディーズ・ミュージカル『リトル・ダーリン』公演概要



原作:岡本さとる
脚本:万葉
演出:中本吉成
音楽監督:ただすけ

出演:
中村梅雀、礒部花凜、清水彩花、室 たつき、馬場亮成、
金井勇太、宮原浩暢(LE VELVETS)、紫吹 淳

演奏:ゴールデン・ブラザーズ
ピアノ・キーボード ただすけ
ドラム 池本公生 サックス 西野右善

日程:2026年2月6日(金)~8日(日)
会場:あうるすぽっと
料金:S席9,900円 A席8,800円(税込・全席指定)
チケット一般前売り:12月26日(金)より各プレイガイドにて発売
お問合せ:アーティストジャパン 03-6820-3500 
公式サイト:https://artistjapan.co.jp/aj_little-darling2026/
公式X:x.com/aj_information/




エンタミーゴ編集部

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