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上口耕平出演 歌と音楽と朗読で紡ぐ リーディング・オペラOp.3『ラ・ボエーム』12月上演決定

2025年12月13日(土)・14日(日)イタリア文化会館ホールにて、リーディング・オペラOp.3『ラ・ボエーム』が上演される。

≪物語≫
1830年頃のパリ、カルチェ・ラタン。貧しい詩人のロドルフォ、画家のマルチェッロ、哲学者のコッリーネ、音楽家のショナールらは、屋根裏部屋で厳しいながらも自由なボヘミアン生活を送っていた。クリスマス・イヴの夜、ロドルフォは隣のお針子ミミと出会う。
病弱で可憐なミミとロドルフォは、たちまち恋に落ちる。そんな中、マルチェッロと奔放な元恋人ムゼッタもよりを戻し、彼らは幸せな日々が続くと思っていたが…。

「リーディング・オペラ」は名作オペラを題材に、朗読とオリジナルからアレンジした歌と音楽でお楽しみいただくシリーズとして2023年からスタート。Op. 1『トスカ』、Op. 2『蝶々夫人』といずれもプッチーニの作品をとりあげ好評を得た。今作もプッチーニの名作からミュージカル『RENT』の原作としても知られる『ラ・ボエーム』を厳選。物語は1830年代のパリ、クリスマス・イヴの夜。自由を謳歌して生きる若い芸術家たちを主人公に、日常の中で紡ぐ友情と恋を描いた儚くも美しい青春群像劇を描く。

詩人ロドルフォ役には、多くの舞台作品で高い身体能力と様々な役柄を演じ分ける実力派として知られる上口耕平が決定。ロドルフォと恋に落ちるお針子ミミ役には、歌手として圧倒的な歌唱力と表現力で評価の高いアーティストとして活躍している柏木ひなたが務める。

ロドルフォの同居人で画家マルチェッロ役には、ミュージカルや様々なジャンルの舞台作品で活躍している中田凌多。奔放な女性で、マルチェッロの恋人ムゼッタ役には、卓越した歌唱力で日本のミュージカル界の注目を集めている敷村珠夕が挑む。

そして劇団四季出身で、歌手としてもライブ活動を続ける福井晶一が、役だけでなくナレーターとして進行をも務め、若者たちの物語を歌で紡む。

上演台本は『蝶々夫人』に引き続き、草玲るなが現代に重ね合わせ作劇、音楽は中村匡宏が原曲のクラシカルアレンジと、本作のために書き下ろす新作を携えて演出も担当する。

チケットは11月14日(金)より一般発売。上演に向けてキャストからのメッセージが到着したので紹介しよう。

《メッセージ》

上口 耕平(うえぐちこうへい)/ロドルフォ役

上口耕平_1106.jpg


この度、初めてリーディング・オペラという形式の作品に挑戦させていただけることに、胸が高鳴っています。また、以前出演したことのあるミュージカル『RENT』の原作としても知られるこの作品に参加できるということにより、『ラ・ボエーム』という作品への強いご縁を感じます。普段ミュージカルを多くご覧の方には、僕が演じる詩人ロドルフォはロジャーに近い存在だと思っていただけるとイメージが湧きやすいかと思いますが、今作では本当に新しい形の『ラ・ボエーム』が生まれる予感がしています。草玲さんの脚本、そして音楽・演出を担当される中村さんが作りだす新たな世界に思いっきり身を委ね、挑みます。
ご期待ください。


中田 凌多(なかたりょうた)/マルチェッロ役

中田凌多


素敵なキャストの皆さんとご一緒できること、そして『ラ・ボエーム』という名作に参加できること、とても嬉しく思います。作品の舞台は、愛や夢、芸術が溢れる19世紀パリです。オペラにあまり馴染みのない方でも気軽に楽しんでいただける作品になっていると思います。物語を彩る楽器の演奏と歌、そして生演奏ならではの音楽とストーリーの調和にもぜひご注目ください。リーディング・オペラは初めての挑戦ですが、皆さんに楽しんでいただけるよう精一杯頑張りたいと思います。そして、12月という季節はこの作品の舞台にぴったりです。皆さまのご来場を、劇場で心よりお待ちしております。

柏木 ひなた(かしわぎひなた)/ミミ役

柏木ひなた


前回の『蝶々夫人』に続き、『ラ・ボエーム』で再びリーディング・オペラの世界をお届けできることを、とても楽しみにしています。
ミミの純粋さや優しさ、そして懸命に生きる姿を大切に、彼女の想いを一つひとつの言葉に込めてお届けします。登場人物それぞれの感情が重なり合う瞬間を感じながら、皆さまの心に温かい余韻が残るよう精一杯演じます。どうぞお楽しみください。

敷村 珠夕(しきむらみゆう)/ムゼッタ役

敷村珠多


最初にお話を頂いた時はほとんどクラッシックを学んだ事がないのでオペラは出来ないと思います…とマネージャーさんに答えてしまったのですが、しっかりと内容を伺うとアレンジを加え”オペラを身近に”がベースにある企画との事で、私自身もオペラに触れた事のない身として素敵な機会だなと思いました。『RENT』の原作にもなったオペラの名作に挑める事、そしてリーディング・オペラってどんな感じなんだろう〜と今からとっても楽しみです!
劇場でお待ちしております!

福井 晶一(ふくいしょういち)/語り部ほか

福井晶一


あの大ヒットミュージカル『RENT』の元になったオペラとして有名ですが、とにかく音楽が素晴らしくシンガーは歌いこなすのが大変だろうなと。オペラの楽曲をベースにどんな曲に生まれ変わるのか今から楽しみにしています。出演者で共演しているのは敷村さんのみ。
他のキャストの皆様がどのような声で歌い演じるのかもとても楽しみ。なにやら僕は哲学者や他の役も演じながらナレーターとして進行も担うとか…
物語の舞台はパリ、そしてクリスマス・イヴ。若い芸術家たちの友情と愛を描いた儚くも美しい物語。フレッシュなキャストに混じってなんとか足を引っ張らないよう頑張ります!

リーディング・オペラ«Op.3»『ラ・ボエーム』

演出・音楽:中村匡宏
上演台本:草玲るな
企画・製作:アーティストジャパン

出演:上口耕平 中田凌多 / 柏木ひなた 敷村珠夕 / 福井晶一
演奏:花井悠希(ヴァイオリン) 林愛実(フルート) 山本有紗(ピアノ)

日程:2025年12月13日(土)・14日(日)
会場:イタリア文化会館ホール
料金:S席 8,800円 A席 7,700円(全席指定・税込)
取り扱い:アーティストジャパン、イープラス、ローソンチケット
一般前売り: 11月14日(金) 10:00~
お問い合わせ:アーティストジャパン 03-6820-3500

公式サイト:https://artistjapan.co.jp/
公式X: https://x.com/aj_information/



エンタミーゴ編集部

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