内藤大希、前島亜美、陣慶昭出演　舞台『TRIANGLE』上演決定

2025年11月1日

2026年2月20日（金）～23日（祝）新宿村LIVEにて、舞台『TRIANGLE』の上演が決定した。

◆あらすじ
新人ライターの山口弓（前島亜美）は、有名作家・上川大也（内藤大希）の作品は全て読むほどの熱心な読者でもある。今回、新作プロモーションを兼ねた、上川のインタビューを担当することになり、リモートで取材を始める。
穏やかで知的な上川との会話は和やかに進んでいく。

人からインスピレーションを貰って、作品に反映させることが多い、という上川は、山口の話す山口自身のことにも興味を持ち会話が弾んでいく…やがて、その会話中に、『少年』が上川のリモート画面に映り込む。「姉の子供」が遊びに来ていると言う上川だが…。
「あの子たちを、僕は作品に焼き付けて、価値あるものにしたんです。」
上川の吐露の先に待つものとはー。

舞台上には３人だけ、それも最初はリモートでの会話となる。舞台の上なので、画面の内も外も観客には全て丸見えだが、コロナ渦に当たり前となった“コミュニケーションツール“を使った新感覚演劇公演を上演する。互いの隠された真実が暴かれた時、その画面の向こうに観客は何を見るのか。繊細で丁寧に抉り出される、事情を抱えた人物たちの物語となる。

本作の脚本・演出を務めるのは、ミュージカル『smoke』、舞台『黄昏』など実力派が集う演劇公演から、『Fate』『プリキュア』『黒執事』など2.5次元舞台まで俳優として幅広く活躍する伊藤裕一。

主演の、穏やかな仮面の裏で、秘密を持ち続ける売れっ子作家・上川大也を演じるのは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』（2017・2019・2021 マリウス役）、『DEATH TAKES A HOLIDAY』、『屋根の上のヴァイオリン弾き』、舞台『刀剣乱舞』心伝つけたり奇譚の走馬灯、『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法をなど数々のミュージカル、ストレートプレイ等、幅広い舞台で活躍を続ける内藤大希。

リモートインタビューを行い、上川の正体を暴いていくヒロイン、ライターの山口弓には『BanG Dream!（バンドリ！）』や『不器用な先輩。』などの人気作に出演し、昨年ソロデビューを果たした、声優、アーティストとして活躍中の前島亜美。

上川と共に暮らす謎多き少年・夕女（ゆめ）役にはミュージカル『ミスサイゴン』『エリザベート』『１７８９-バスティーユの恋人たち-』などの大型ミュージカルに子役として出演、近年では『魔法使いの約束』（スノウ役）など2.5次元舞台でも活躍する陣慶昭が演じる。

３人だけの会話劇、観客は「リモート」という特殊性から、否応なく彼らの秘密を共有していき、いつのまにか、勝手に共犯者となっていく…。新感覚のリモート演劇公演に期待が高まる。

◆脚本・演出：伊藤裕一コメント
「TRIANGLE」は、3人の俳優が織りなす濃密な心理サスペンスです。とても光栄なことに、素晴らしい俳優の皆様、超一流のスタッフの皆様とクリエイションが行えます。どうか皆様が、内心、外心、垂心、重心、傍心・・・様々な”アングル”から、本作を見つめ、その結末に無事たどり着けますよう、心より願っております。

◆内藤大希コメント
舞台『TRIANGLE』に主演します、内藤大希です。ストレートプレイへの出演は数年振りとなります。共演者の前島亜美さん、陣慶昭くんと共に、心を一つにして作品を作り上げていきたいと思います。作・演出の伊藤裕一さんは、すべてを見透かすような鋭い視線と、心を溶かすような温かな笑顔を持つ方。何度もご一緒してきた中で、俳優としても人としても心から尊敬しています。自分の新たな一面、強み、そして弱点まで、舞台上でありのままを観ていただけたら嬉しいです。2026年もこうして新たな挑戦の場をいただけたことに感謝し、これまでのご縁を大切に、情熱をもって臨みます。『TRIANGLE』ぜひ新宿村LIVEにお越しくださいませ。

◆前島亜美コメント
新人ライターの山口弓を演じます、前島亜美です。日頃から本を読むことが好きなので、小説家さんへインタビューをするという役柄に、とてもワクワクしています。三人芝居に出演するのは初めてで、少人数だからこそより緻密にお芝居を作っていけると思うと、今から稽古や本番が楽しみです。各々の人生が交差する「TRIANGLE｣という物語を、丁寧にお届けしたいと思います。劇場でお待ちしております。

◆陣慶昭コメント
今回『TRIANGLE』で演じる“夕女“は、私とはまったく異なる、静かで繊細な人物です。大也と共に過ごす中で少しずつ思い出していく、過去への絶望や痛みをどう表現し、どう皆さんに届けられるかを大切にしています。観てくださる皆さんの心に、少しでも温かい余興が残るよう、最後まで精一杯生き抜きます。